プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップフッターにスキップ
  • 一昨日

カテゴリ

🎥
ショート
トランスクリプション
00:00:00日本と朝鮮半島
00:00:30そしてどこへ歩もうとしているのでしょうか
00:00:3519世紀東アジアに進出した欧米列強
00:00:54その脅威の中で共に近代化を目指し交流した人々がいます
00:00:59日本の思想家福沢諭吉
00:01:02朝鮮王朝の官僚キムオッキュンです
00:01:06しかし二人の取り組みはやがて壁にぶつかり
00:01:12福沢は脱アロンを発表します
00:01:15明治維新から日清戦争へ
00:01:21二人の模索を通して近代の幕開けを見つめます
00:01:262000年にわたる日本と朝鮮半島の交流の歴史を
00:01:3810回シリーズでお伝えしています
00:01:3910回目の今日は近代の日本と朝鮮半島の関係にスポットを当てます
00:01:46取材をしてくださったのは大桃美穂子さんです
00:01:50よろしくお願いします
00:01:51大桃美穂子さんは4回と8回もリポートをしてくださったんですよね
00:01:55古代とそして豊臣秀吉の時代
00:01:58そして今日は近代の幕開けということで
00:02:01日本と朝鮮半島が大きくまた関係が変わる時代ですね
00:02:05はい
00:02:06今日話を進めていく時代を年表でご覧いただきましょう
00:02:09今からおよそ150年前
00:02:12鎖国を続けていた日本に
00:02:15ペリー率いるところのアメリカ艦隊が来航
00:02:18日本は開国します
00:02:20で日本は明治維新を迎えて近代化をしていきます
00:02:24さあその時の朝鮮半島ですけれども
00:02:28朝鮮王朝が続いていました
00:02:31そして日本と新国が戦う日清戦争までの40年を
00:02:38今日は見つめてまいります
00:02:40まずは欧米列強がアジアに進出してきて
00:02:44日本と朝鮮半島の関係がどのように変わっていくのか
00:02:47そこから見ていきましょう
00:02:4819世紀
00:02:54欧米の軍艦は朝鮮半島にも迫ります
00:02:58左手に島が見えてきました
00:03:04ずーっとこう繋がった長い島なんですけれども
00:03:08これがカンファードです
00:03:09反対側が朝鮮半島の本土です
00:03:15ここの真ん中のところは海なんですけど
00:03:19ずいぶんとこう狭いですね
00:03:22朝鮮王朝の都ハンソンに近いカンファード
00:03:311866年フランスの軍艦が侵入します
00:03:36その5年後今度はアメリカ軍艦が侵入
00:03:41アメリカ軍はカンファードの一部を占領します
00:03:47しかし朝鮮王朝から交渉を拒否され
00:03:55退去していました
00:03:56カンファードでは外国船のさらなる来航に備え
00:04:04次々と砲台が築かれました
00:04:07当時の様子が復元されています
00:04:11これずいぶん水平の場所にあるんですね
00:04:18もっと高いところから打つんだと思ってたんですけど
00:04:23ほとんど海とそのまま水平の仕組みになってますよね
00:04:30通称を求めてやってくる外国船に対し
00:04:51強い拒絶の姿勢を見せていました
00:04:54欧米に対して鎖国を続ける朝鮮王朝
00:05:07当時実権を握っていたのは
00:05:14国王の父大陰君
00:05:16デウォン軍でした
00:05:18デウォン軍が掲げていたのは
00:05:22衛星赤蛇
00:05:24朱子額を聖とし
00:05:27それ以外を蛇額として排斥する考えです
00:05:31デウォン軍はこの思想を
00:05:38全国隅々にまで徹底させていました
00:05:46赤和比です
00:05:47人目につきやすい港や
00:05:51街中に建てさせました
00:05:52西洋人が審判してきた時に
00:06:01戦わずして和を主張するのは
00:06:05国を売ることである
00:06:09西洋人が来た時に
00:06:14全国民の国民は
00:06:16これにつきやすくなってきました
00:06:19その頃
00:06:28日本はすでに開国し
00:06:30天皇を中心とした新しい国づくり
00:06:33明治維新を進めていました
00:06:35明治政府は朝鮮王朝に対して
00:06:41王政復興を伝える外交文書を送ります
00:06:44そこには天皇を示す文字が記されていました
00:06:49これに対して朝鮮王朝が反発します
00:06:54当時朝鮮王朝は
00:07:00秦に徴興し
00:07:01秦の皇帝から王位を授かる
00:07:03相続関係にありました
00:07:05相続関係では
00:07:10中国の皇帝しか使えないとされる
00:07:13孔の文字
00:07:14それを日本が使ったことを問題視したのです
00:07:19西洋戦略に関係に関わらず
00:07:49一方日本は万国広報などの国際法による新たな世界に組み込まれていました
00:07:58すでに真との間で対等な条約を結んだ日本は朝鮮王朝の態度に戸惑います
00:08:06基本的な国際関係というのが万国広報の枠組みで処理するということになっていますから
00:08:20朝鮮側もそれに対して適応して処理したいと
00:08:23日本側は日清宗教条件を結んでいるから
00:08:26朝鮮側が言うところの相続関係の論理は日本に適応できないと
00:08:32だから公とか職とか使ってもそれは日本と新国と平等ですから
00:08:37構わないんじゃないかと
00:08:38なぜ日本がそう続国でないのに使ってはいけないのかというような形での
00:08:44考えというのか違和感というのか批判というのかが当然あったと思うんですね
00:08:50朝鮮王朝への不満はやがて武力で威圧しようという正観論に発展します
00:09:001873年
00:09:04正観論を唱える西郷隆盛と
00:09:07内政を優先すべきとする大久保利道が対立
00:09:11正観論は退けられます
00:09:20しかし軍人や氏族の間で対外強行論が高まっていました
00:09:251874年
00:09:29海軍を中心として台湾出兵が行われます
00:09:33この動きを知った朝鮮王朝は
00:09:39日本の要求を拒否し続ければ
00:09:42出兵の口実を与えると警戒
00:09:45外交交渉を始めます
00:09:48こうした中1875年
00:09:57明治8年
00:09:58日本の軍艦雲陽が朝鮮半島へと向かいました
00:10:07雲陽はカンファドに接近します
00:10:09その時
00:10:14島の砲台から発砲されます
00:10:17日本軍がこれに応戦し
00:10:23戦闘が始まります
00:10:24高架島事件です
00:10:30日本軍は周辺の島にも上陸し
00:10:32砲台を占拠しました
00:10:34戦闘があった
00:10:42諸事人の見張り台の後です
00:10:45今の城で
00:10:47今の城を見 Exhaven層下の
00:10:50城の上の
00:10:52白尖の時に
00:10:53隕の根が揺る
00:10:54寺が見られて
00:10:54海峡時から
00:10:56地球に
00:10:59掘り取り取り取り取り取り取り取り取り取り取り取り取り取り取り取り
00:11:01遺ってしまって
00:11:02こういう事が起こしたことです
00:11:03観光事件は
00:11:05海峡事件で
00:11:06海峡 mine reign
00:11:09運用はなぜカンファドで戦闘に及んだのか
00:11:19日本政府が発表したおよそ1500時の公式の報告書です
00:11:26それによれば目的は公開研究でした
00:11:32運用は水を補給するためカンファドに近づいたと繰り返し記しています
00:11:42さらに国旗を掲げたにもかかわらず撃ってきたこと
00:11:56そして戦闘の規模は小さかったことが報告されています
00:12:00ところがこの公式報告とは別の記録があることが近年明らかになりました
00:12:11運用が朝鮮半島での活動を海軍に伝えた報告集
00:12:17その中に事件の詳細な記録が閉じられていました
00:12:22記したのは運用の艦長井上義賀海軍少佐です
00:12:31天気なども書いてありますね
00:12:38時間経過が詳しく書かれてますね
00:12:438時にとか10時42分
00:12:46井上艦長の内部報告は公式報告書のほぼ2倍
00:12:533000字を超える詳細なものでした
00:12:56ですからこれで見ると井上は
00:13:00東京大学準教授の鈴木潤さんは
00:13:05井上艦長の内部報告と公式報告書との違いを分析しています
00:13:10水を実際積んでいたんだと思うんですけど
00:13:17そのことが大きな論点にはこれではなっていないということです
00:13:22この測量および所持喧騒
00:13:26はい
00:13:27違うんですね
00:13:29測量が中心で所持喧騒いろんなものを探そうと
00:13:33その目的がまず違っています
00:13:37本日戦争を起こす所有は一度承知の通り
00:13:45先生ちょっと聞いていいですか
00:13:46みんなが知っているという
00:13:47一度承知の通りですね
00:13:49ということはどういうことになるんですか
00:13:51だからみんなが知っているように
00:13:52昨日ボートを出していったら
00:13:56何も言うことなく向こうから発砲してきたと
00:13:59いかに大きく戦って解消したかと
00:14:06立って戦って大勝利することによって
00:14:09その国威を輝かせたんだと
00:14:12そういうニュアンスのことが書いてありますね
00:14:18この内部報告によれば
00:14:22運用は1875年9月20日の朝
00:14:26カンファドへ向かいました
00:14:28島の様子を探るため
00:14:31ボートで諸事人に近づいたその時
00:14:34突然大勝峰が乱射されます
00:14:37日本軍は小銃で応戦しますが
00:14:43さらに激しく攻撃され
00:14:46運用へと引き返します
00:14:47翌21日
00:14:51運用はここで初めて国旗を掲げます
00:14:54井上艦長は
00:14:58本日戦争を起こすと乗組員に告げます
00:15:01再び諸事人に近づき
00:15:07運用から砲撃を開始
00:15:08それより戦争が始まり
00:15:11互いに攻撃し合います
00:15:14午後になると近くの島に上陸し
00:15:22砲台を焼き払います
00:15:23この上陸は公式報告書には記されていません
00:15:28翌22日
00:15:32カンファドの南のヨンジョンドへ向かいました
00:15:35ヨンジョンドには
00:15:42侵入を防ぐため
00:15:44土類や砲台が築かれていました
00:15:46戦闘が終わると
00:16:10井上艦長も上陸
00:16:12大砲36門を始め
00:16:16焼銃、弾薬、そして太鼓やドラに至るまで
00:16:21押収しました
00:16:22戦闘は3日間にわたっていました
00:16:25その後、長崎へ帰還した井上は
00:16:32すぐに事件の詳細を海軍へ報告します
00:16:35井上は状況を命じられ
00:16:41海軍内部で記録が訂正されたと考えられます
00:16:46日本政府は海軍が訂正した記録を公式報告書として承認
00:16:55それが欧米に向けて公表されました
00:16:57朝鮮に対して国際的なルールに反することをやったら
00:17:03やっぱり欧米諸国の反発を買うし
00:17:06当時の日本には欧米諸国と戦う力はもちろんないですし
00:17:09どちらかというと彼らにとって文明国と認めてもらいたいという
00:17:13まだそういう姿勢ですから
00:17:16そういう野蛮なことをしたということはできないわけです
00:17:22だから井上報告書とそのまま出すことはできない
00:17:26一つの国家の意思に従って計画的に行われていたという話ではなくて
00:17:32当時の政府としてちょっと危ない橋を渡っているというか
00:17:39それぞれのセクション海軍の独断も含めてですね
00:17:44やってそれをやっちまったかということで
00:17:48何とか収集する中で一番いいお地にそれを無理にでも持っていく
00:17:53そういう過程だと思っています
00:17:56一方韓国側では運用の行動が
00:18:03日本政府の意図によるものだとする見方が提示されています
00:18:07報告書が2 가지がいた
00:18:10いぐいぐらはさしるまんうろと
00:18:14さんだいに日本地域が文化を
00:18:16意図的に関するようなことがあったのか
00:18:20それからその部分について
00:18:22何か事件を起きると
00:18:26何か事件を起きると
00:18:27何か事件を起きると
00:18:28何か事件を起きると
00:18:30それを起きると
00:18:32それを起きると
00:18:34それを起きると
00:18:34それを起きると
00:18:36結局は
00:18:3619世紀の中で
00:18:40米国に日本は経験し
00:18:42プロポアメゲージョン
00:18:44だから
00:18:45そのために
00:18:45相談に
00:18:46相談に
00:18:47意図を持って
00:18:50そのような戦略を
00:18:51起きると
00:18:52こういうことが
00:18:53こういうことが
00:18:53こういうことが
00:18:57事件後
00:18:58日本は朝鮮王朝に
00:19:00開国を迫ります
00:19:01事前に真の了承を求め
00:19:04アメリカからも
00:19:06了解を取り付けていました
00:19:07事件から5ヶ月後
00:19:14日本政府は
00:19:166隻の軍艦と
00:19:18兵260人を
00:19:20カンファドに派遣します
00:19:21開戦を恐れた朝鮮王朝は
00:19:29日本の要求に
00:19:31応じざるを得ませんでした
00:19:371876年2月
00:19:41日朝就航上記が
00:19:43結ばれます
00:19:44その第一条で
00:19:47朝鮮国は
00:19:49自主の国とされ
00:19:50日本と平等の権利を
00:19:52持つことが
00:19:53明示されました
00:19:54東アジの伝統的な
00:19:58国際秩序の中で
00:19:59それを日本は
00:20:01朝鮮を
00:20:02自主独立の国として
00:20:03扱うことで
00:20:04切り離していく
00:20:05と考えたんだと思いますね
00:20:09そうすることによって
00:20:10中国の影響力が
00:20:11排除できるだろうと
00:20:12もしかして
00:20:13中国が何らかのことで
00:20:14出ることは
00:20:16否定はできないけれども
00:20:17多分ないだろうと
00:20:18つまり
00:20:19相続関係を前提にして
00:20:21交渉すると
00:20:22中国が
00:20:23そうすることであることを
00:20:25認めてしまうことになるわけですから
00:20:25今はそこを
00:20:26切り離したい
00:20:28自主独立の国として
00:20:29朝鮮を扱うことで
00:20:31日本との
00:20:32関係だけで
00:20:34日本が影響力を
00:20:36強化する方向で
00:20:37いこうと
00:20:37考えたと思いますね
00:20:39この条約によって
00:20:44朝鮮王朝は
00:20:45開国へと向かいます
00:20:47ここが
00:20:51条約の調印が
00:20:54行われたという場所だと思います
00:20:56しかし
00:21:02関税の自主権が
00:21:03朝鮮側にはないなど
00:21:05不平等条約でした
00:21:07民族の歴史的
00:21:13試練の場所
00:21:16その民族の
00:21:18試練の場所となり
00:21:21侵略が始まった場所
00:21:23という風に
00:21:25この
00:21:25朝鮮半島では
00:21:27捉えられている
00:21:28ということですね
00:21:30中国を中心にした
00:21:36相続関係にあった
00:21:38朝鮮王朝
00:21:39高架島事件をきっかけに
00:21:43欧米を中心とした世界に
00:21:45向き合うことになります
00:21:46さあその
00:21:50高架島事件
00:21:51日韓の双方の
00:21:54最新の
00:21:54高校の教科書では
00:21:56どのように
00:21:56書かれているのでしょうか
00:21:58まず
00:21:59日本の教科書です
00:22:00高架島事件をきに
00:22:02日本は
00:22:03朝鮮に迫って
00:22:04翌1876年に
00:22:07日朝
00:22:07就航上記を結び
00:22:09朝鮮を
00:22:10開国させた
00:22:11と記されています
00:22:13韓国の教科書では
00:22:15どうでしょうか
00:22:17日本は
00:22:17韓半島侵略を
00:22:20伺い
00:22:20運用号事件を
00:22:21引き起こした
00:22:22これをきっかけに
00:22:24朝鮮は
00:22:25日本と
00:22:25高架島条約を
00:22:26結んで
00:22:27国の門を
00:22:28開いた
00:22:28こう記されています
00:22:30文字は少ししか
00:22:31違わないんですけど
00:22:32大連勝は
00:22:33ずいぶん違いますね
00:22:34そうですね
00:22:34今日は
00:22:36日本と韓国から
00:22:37専門家の方を
00:22:382人をお招きしています
00:22:39ご紹介します
00:22:40東京大学名誉教授の
00:22:43バンノジュンジさん
00:22:44日本の近代史が
00:22:46ご専門です
00:22:46どうぞよろしく
00:22:48お願いします
00:22:48韓国からは
00:22:50ソウル大学名誉教授の
00:22:51キムヨンドクさんです
00:22:52日本の明治維新を
00:22:54研究され
00:22:55近代の東アジアの
00:22:56国際関係についても
00:22:57調べておられます
00:22:58ようこそ
00:22:59お目に書かれて
00:23:01光栄です
00:23:01よろしくお願いします
00:23:02さあ
00:23:03早速ですけど
00:23:04日本が
00:23:05朝鮮王朝に
00:23:07外交文書を出した
00:23:08そこから
00:23:09対立が始まるんですけれど
00:23:12朝鮮王朝は
00:23:13反発をしますよね
00:23:14これは
00:23:15どういう理由から
00:23:16だったんでしょうか
00:23:17政治的な世界観から
00:23:22見ると
00:23:22朝鮮王朝は
00:23:24中華的な
00:23:25秩序の中で
00:23:26近代国家の
00:23:27一員として
00:23:28進んでいこうと
00:23:29したのに対し
00:23:30日本は
00:23:31朝鮮を
00:23:32近代国家として
00:23:34早く
00:23:34開港させようと
00:23:36しました
00:23:36そこに
00:23:39両国の政治的な
00:23:40見解の差があると
00:23:42見ることができます
00:23:43朝鮮王朝としては
00:23:45日本の立場は
00:23:47受け入れがたいものであったと
00:23:49見ることができます
00:23:50だからそのことの背景には
00:23:53つまり価値観
00:23:54新しい世界観との
00:23:56違いがあったということですね
00:23:59バンドさん
00:24:00この対立の背景を
00:24:03どうご覧になってますか
00:24:04地図で
00:24:04地図でますでしょうか
00:24:06当時の地図ですね
00:24:07赤いところと
00:24:09オレンジ色のところがありました
00:24:11あの違いは
00:24:12宗主国と族国なんだと思う
00:24:14
00:24:15だから
00:24:15赤いのが新
00:24:16新朝中国ですね
00:24:18はい新朝中国
00:24:19新朝中国が
00:24:20その間にベトナムに至る
00:24:22中華文化圏があった
00:24:24本来ならば
00:24:27日本もあの場所からいえば
00:24:28地理的にいえば
00:24:29そこにあってもよかった
00:24:30地図で日本は白くなってます
00:24:33もしあれが赤とか
00:24:36種であれば
00:24:37フェリーが来た時に
00:24:39中華秩序と
00:24:40欧米的価値観
00:24:42との衝突があったはず
00:24:43ところが
00:24:44二百数十年にわたって
00:24:46日本は鎖国してますから
00:24:48欧米的な世界秩序
00:24:50受け入れられる
00:24:52もし日本が
00:24:53二百数十年間
00:24:55中華秩序にあれば
00:24:56今天皇という
00:24:57項を使ったら
00:24:59朝鮮が反発するとか
00:25:00中国がどう反応するだとか
00:25:02分かったはずなんですけど
00:25:04こちらは何も
00:25:05欧米と鎖国しただけじゃなくて
00:25:07基本的には
00:25:08東アジアの秩序からも
00:25:10鎖国してたわけですから
00:25:12長い間
00:25:12だから日本は
00:25:13割と平気で
00:25:15そういうことをやっていく
00:25:16やがてそれが
00:25:18戦闘に結びついていく
00:25:21ということですね
00:25:21国家当事件なんですけれども
00:25:23二つの報告書があった
00:25:24ということですが
00:25:25これはどういうふうに
00:25:26見ることができるのでしょうか
00:25:28一つは正式な報告書であり
00:25:33もう一つは
00:25:34内部の報告書である
00:25:36と見るのが
00:25:37良いのでしょう
00:25:37内部の報告書が
00:25:40確実なものであって
00:25:41その状況を
00:25:43はっきりと伝えているのだ
00:25:44と見ることができますし
00:25:46正式な報告書は
00:25:48外国に対して
00:25:49日本の立場を
00:25:50説明するためのものである
00:25:52と考えられます
00:25:53朝鮮王朝が
00:25:56適切に対応できなかった場合には
00:25:58強制的に
00:26:00開港させるべきである
00:26:01という日本の意図が
00:26:04はっきりと
00:26:05見られるわけです
00:26:06だから日本側の意図
00:26:10というのをどう見るか
00:26:12ということが
00:26:12一つのポイントだと思うんですが
00:26:15日本側は
00:26:17幕末の海軍奉行の
00:26:19活改修の頃から
00:26:21政官論というのは
00:26:22ものすごく海軍の間で強いんです
00:26:25そしてその前年
00:26:271874年
00:26:29明治7年に
00:26:30台湾出兵の時に
00:26:32日本の海軍は
00:26:33新朝中国
00:26:35中国と一斉にやるつもりで
00:26:36全部体制を整えていた
00:26:38だから海軍は
00:26:40明治8年
00:26:41高架島事件の時の海軍は
00:26:44戦争をやりたくてしょうがなかった
00:26:45だからそれで
00:26:47井上運用官がやった場合に
00:26:49海軍は
00:26:49それは準備ができて
00:26:51ただそこから
00:26:53じゃあ日本政府
00:26:54明治政府
00:26:55全部
00:26:56そうですよね
00:26:56という話には
00:26:58ならないんだ
00:26:59という
00:26:59例えば
00:27:00軌道行為に
00:27:01って参議
00:27:02トップですけど
00:27:03上に行けば行くほど
00:27:04耳が悪くなるんですね
00:27:06こういうもの
00:27:06伝わってこないんですよね
00:27:07だから彼は
00:27:09本当に怒っちゃうわけです
00:27:11でも多分
00:27:11シナリオっていうのは
00:27:12そういうもんで
00:27:13本気に全部
00:27:14こういうことでありますよ
00:27:16って陰謀をやると
00:27:17本気で怒ってくれる人
00:27:18いないですよね
00:27:19知らないからこそ
00:27:20本気に怒って
00:27:21高架島条約を結びに
00:27:25六層の軍艦を出すわけですね
00:27:26そこら辺はやっぱり
00:27:28ギャップがあるんじゃないかと
00:27:30高架島条約は
00:27:35日本が勢力を拡張しようとした
00:27:38第一段階だと
00:27:40見ることができます
00:27:42その後日本は
00:27:44韓半島に対する立場を
00:27:47次第にエスカレートさせていったと
00:27:49見ているわけです
00:27:51その事件を受けて
00:27:55高架島条約っていうのが
00:27:57結ばれるわけですけど
00:27:58これは朝鮮は自主の国っていうふうに
00:28:02歌ってるわけですよね
00:28:04これでどういう関係を築いていこうとしたのか
00:28:08大体日本と朝鮮王朝の間で
00:28:12条約で朝鮮が自主の国になって
00:28:14文章おかしいじゃないですか
00:28:16条約ってのは自主の国同士がやるもんでしょ
00:28:19それをわざわざ書いたのは
00:28:21新国の続国ではないぞっていうことを認めさせたわけ
00:28:27朝鮮政府に
00:28:29そのために六層の軍艦が必要だったわけですね
00:28:33だから新国に対して
00:28:36少し距離を置くとっていうことを言わせたわけですね
00:28:39朝鮮王朝はどう受け止めて
00:28:44条約を結んだんでしょうか
00:28:45朝鮮王朝としては
00:28:50中華帝国秩序の中での朝鮮の地位を守りながら
00:28:55日本との近代的条約体系を受け入れるという
00:28:59ダブルスタンダードを持っていたわけです
00:29:03そうしたダブルスタンダードの中で
00:29:07日本と高下党条約を結んだと見ることができます
00:29:13なかなかその大きな
00:29:18その溝のようなものをはらみながら
00:29:21朝鮮王朝は開国をするということになるわけですけど
00:29:24さあこの高下党事件の後
00:29:27日本と朝鮮王朝の関係はどうなっていくのか
00:29:31見ていくことにしましょう
00:29:31日朝就航上記以降
00:29:37朝鮮王朝では近代化へ向けた模索が始まります
00:29:41レオン軍に代わり
00:29:46国王の古城が中心となった朝鮮王朝は
00:29:491876年
00:29:52終身市と呼ばれる施設を日本へ派遣します
00:29:55終身市は産業施設などを訪ね
00:30:01日本の文明開化を目の当たりにします
00:30:04道は清潔かつきれいで
00:30:12ひどくみすぼらしい人を見かけることはなかった
00:30:16横浜から新橋まで汽車に乗った
00:30:24駅の外から廊下を歩いた
00:30:27どこに車両があるのかと聞くと
00:30:31今歩いてきたここが車両だと言われた
00:30:34朝鮮でも日本の文物を学ぶ人々が現れます
00:30:42マッチを吸った人を魔術師だと驚いたと言います
00:30:47本は歴史、地理、物理、科学などあり
00:30:55漢字を拾い読みして意味はわかった
00:30:58我が国も人民の権利を打ち立ててみようという考えが生まれた
00:31:09近代化を目指す朝鮮に対し
00:31:12日本でいち早く関心を寄せた人がいました
00:31:19明治の啓蒙思想家、福沢諭吉です
00:31:27福沢は終身史を見たときの思いを書にしたためていました
00:31:33異客、異なる客ですね
00:31:37お客さんの客が相合う
00:31:40君、驚くなかれ
00:31:42これは朝鮮の終身史が日本にやってきたときに
00:31:47それを見て外国人
00:31:50変わった格好をしている外国人がやってきたと言って
00:31:54日本人はすごく驚いたみたいなんですけれども
00:31:57それを驚くなかれと
00:31:59自分が西洋に行った20年前のことが夢のように彼らを見て思い出される
00:32:04幕末、福沢は施設の一員として欧米を訪れました
00:32:11西洋文明に衝撃を受けた自らの姿を
00:32:16朝鮮の施設に重ねた
00:32:21学問の勧めで近代思想を広く国民に伝えました
00:32:29天は人の上に人を作らず
00:32:34一心独立して一国独立す
00:32:39福沢は自ら創設した慶応義塾に
00:32:47朝鮮からの留学生を受け入れました
00:32:49これは朝鮮の方たちの写真ですよね
00:32:56おそらく慶応に入ったときに
00:32:59福沢に送った写真と思われまして
00:33:02裏側にはこのように福沢への検事といいますか
00:33:07福沢諭吉はこの時には朝鮮の人たちを見て
00:33:13どんなふうに思ってたんでしょうか
00:33:16彼らもこれをきっかけとして近代化に向かってくれるだろう
00:33:19という期待が込められていると思いますし
00:33:21福沢自身やはりこれから朝鮮を買っていくんだ
00:33:24というそういう希望を持っていたと思います
00:33:27朝鮮王朝では近代化へ向けた改革が始まりました
00:33:35それを伺わせる施設の跡が去年ソウルで発掘されました
00:33:52武器の保管庫や火薬庫
00:33:54弊社など軍事施設の跡です
00:33:58日本の陸軍将校を教官に招いて訓練を行った
00:34:26朝鮮最初の洋式軍隊
00:34:29別に軍です
00:34:30旧式軍隊とは別に
00:34:35日本に習った軍政改革も進められました
00:34:38日本の文明改革に関心を寄せた古城は
00:34:45日本に詳しい人材を求めます
00:34:49その一人に金玉金
00:34:51金奥金がいました
00:34:53後に開花派と言われる官僚です
00:34:581882年
00:35:04金奥金は福沢諭吉の元を訪ねました
00:35:0831歳の時です
00:35:10この辺りに福沢諭吉のその屋敷があったという場所で
00:35:18ここで留学生や金奥急がやってきて
00:35:24福沢諭吉といろいろ話をした場所なんですかね
00:35:29福沢諭吉は福沢諭吉がその時の様子を記しています
00:35:37金奥金はしばしば先生と会談し
00:35:43朝鮮の改革につき先生の熱心なる賛成を得て
00:35:48大いに心を強くした
00:35:51金奥金は福沢の勧めで
00:35:56外務協井上香織
00:35:58政党を結成した大隈重信
00:36:01実業家の渋沢栄一など
00:36:04政財界の有力者たちと接触していきます
00:36:08福沢諭吉は
00:36:13なぜ金奥金たちを支援したのでしょうか
00:36:17自らが創刊した新聞史上で
00:36:21福沢は朝鮮に関する論説を多く発表しています
00:36:25これは
00:36:29第10号
00:36:31ここで早速福沢は朝鮮の問題を取り上げております
00:36:36はい
00:36:37朝鮮の交際を論図
00:36:41西洋人
00:36:44東に迫るの勢いですから
00:36:47西洋人が東洋に迫ってくる
00:36:50その勢いというものは
00:36:53火の蔓延するが如しと
00:36:55林家隣の家の消防
00:36:58兄恐れざるべけんや
00:37:00ということでですね
00:37:02つまり西洋人が東洋に
00:37:06どんどん迫ってくる
00:37:10様を火の蔓延に例えて
00:37:12隣の家が火事になったら
00:37:15日本も焼けてしまうと
00:37:16朝鮮国を朝鮮人が支配すればこそ
00:37:21憂いとせざれども
00:37:22万に一もこれを西洋人の手に授けるが如き
00:37:27大変に際したらば遺憾
00:37:29あたかも林家を焼いて
00:37:31自家の累称を招くに異ならず
00:37:34日本国がシナの形勢を憂い
00:37:37また朝鮮の国事に干渉するは
00:37:40日本自国の累称を予防するものと知るべし
00:37:45朝鮮王朝では福沢など日本の支援を受け
00:37:52後に開花派と呼ばれる勢力が力を得ていた
00:37:59日本は朝鮮を独立国とみなし
00:38:14私たちをとても手厚くもてなした
00:38:17私は日本の本音がどこにあるのかを探った
00:38:26そして信じてもいいと考え
00:38:28日本に頼ることにした
00:38:30日本中で日本の勢力を
00:38:34日本の勢力を
00:38:34朝鮮を破壊するために
00:38:36日本の良い感情を持っている
00:38:40朝鮮王朝を利用しなければなっていた
00:38:42また、金河君の勢力を
00:38:44知っていたことに
00:38:45当時
00:38:48朝鮮王朝の独立を
00:38:50助ける国が
00:38:51相対的に
00:38:53少なことです
00:38:54日本は
00:38:55適当に
00:38:58日本の勢力を
00:38:59利用しなければ
00:39:00一旦
00:39:01천국を
00:39:02補助し、
00:39:04また、
00:39:05私たちが
00:39:06私たちが
00:39:07議論について
00:39:08勢力を
00:39:09強制して
00:39:09日本の魅力を
00:39:10適当に
00:39:11日本の勢力を
00:39:12受け止め
00:39:13成功した
00:39:14日本の勢力を
00:39:14支援するために
00:39:15朝鮮王朝の独立国から
00:39:17一応たんかしみた
00:39:21キムオッキュが日本に接近した背景には シンの台頭がありました
00:39:31この頃建造された新国海軍の主力艦 庭園です
00:39:38排水量およそ7200トン 当時の日本の主力艦のほぼ倍の大きさです
00:39:47シンもまた欧米の技術を取り入れ 軍の近代化と拡大に努めていました
00:40:00それを推し進めたのが北洋大臣の李光翔です
00:40:05李光翔は相続関係にある周辺諸国に 欧米からシンを守る役割を期待していました
00:40:15しかし日本の台湾出兵や高架島事件 琉球処分を受け危機感を抱きます
00:40:25少しずつ少しずつ中国の周りの 返協が失われていくわけですね
00:40:33返協が失われていくということは 中国が直接欧米とか他の国と接触することになる
00:40:39そうすると今まで存在していた 総集の返協が失われることになれば
00:40:47それは安全保障にとっても危険ですし
00:40:49特に朝鮮は中国東北部と接してますから
00:40:53そこは新朝のポチですから
00:40:55そこに日本の影響力が及ぶことは 新朝にとって好ましくない
00:41:00中国はできるだけ朝鮮の上位に行って
00:41:04朝鮮に何でもある程度できる状態にしておく
00:41:07それには相続関係という 従来のやり方が望ましい
00:41:11日本だけが朝鮮に独占的な影響力を 持たないようにしていく
00:41:18これが離婚式の政策だと思いますね
00:41:21秦の軍事拡大に対し 陸軍参謀本部長の山形有朋は
00:41:31軍閣の必要性を明治天皇に上層します
00:41:35連邦の兵備いよいよ固ければ
00:41:40本邦の兵備もまた揺るがせにすべからず
00:41:44朝鮮王朝では日本だけでなく 秦へも施設を多く派遣します
00:41:58日本に接近する勢力に対して 秦に頼る勢力が
00:42:03依然として強い力を持っていました
00:42:12開港後の朝鮮では 米が外国へ輸出されたため
00:42:16米家が高騰し 民衆を苦しめていました
00:42:24中には日本公使に向かって 石を投げつける人も現れます
00:42:31民衆の不満は 日本へと向かっていました
00:42:381882年 朝鮮の軍隊で暴動が起きます
00:42:46ジンゴ軍団です
00:42:49近代の朝鮮王朝を舞台にした 韓国ドラマです
00:42:56新式軍隊を指導していた日本人将校が 旧式軍隊の兵士に殺害されます
00:43:14その後 暴動は民衆にも広がり 日本公使館が包囲されます
00:43:25孤立した日本公使館員は 自ら火を放ち脱出します
00:43:35外国の排斥を主張してきたデウォン軍は 暴動を利用して権力を奪い返そうとします
00:43:45これに対して朝鮮王朝は 真に援軍を要請します
00:43:54李公将は直ちに千人の軍を送り 暴動を鎮圧
00:44:00デウォン軍を真に連行しました
00:44:07日本にいたキムオッキュンは 急遽帰国します
00:44:11そこで目にしたのは 駐留する真の大軍でした
00:44:18軍団を知った福沢諭吉は こう述べています
00:44:23日本人を殺傷横打して 石上の実を行わんとする者は
00:44:29今皆 農商民なり
00:44:31赤日 日本の上位論は 政府の説なり
00:44:36今日 朝鮮の赤上論は 人民の説なり
00:44:42政府の説は これを改もることやすし
00:44:45人民の説は これを改もることかたし
00:44:49問題は 政府が抑えられないわけですよね
00:44:56政府が抑えられないことは 新国に対する出兵要請と
00:45:04それで抑えていくという ちょっと信じられない状況が起きてくる
00:45:09それを民衆が支持している ということですから
00:45:16今そこにも 自由新報にも書いてある
00:45:19政府というのは 要するに
00:45:21団役君は団役君を どこか連れて行けば
00:45:24政府は変えることができますから
00:45:26それには簡単なんです
00:45:27しかし 民衆というのは
00:45:30まだずっとそこに 生活していくわけですから
00:45:32その民衆を どのように変えていくのかということは
00:45:37これは 腹肌って
00:45:39なんていうか 大問題だというふうに
00:45:41福山は 考えたんじゃないでしょうかね
00:45:47真の軍事介入を招いた 神護軍団
00:45:52これを機に 日本と朝鮮半島との関係は
00:45:55大きな転機を迎えたのです
00:45:59取材で訪れて 福沢諭吉が
00:46:04朝鮮の留学生たちと 毎日寝泊りをしたり
00:46:08話をしたりということで
00:46:09朝鮮に これほどまでに 関心を持っていた
00:46:12ということを 私は初めて知ったんですけれども
00:46:14福沢諭吉は
00:46:16この朝鮮の留学生たちに 何を期待していたんでしょうか
00:46:19彼は ヨーロッパがどうか
00:46:21文明論の概略だと
00:46:23欧米文化を ずっと 関心を持っていたんです
00:46:26ですから そこへ突然
00:46:29自分たちが 幕末に
00:46:31欧米に惚れ込んだと 同じような気持ちで
00:46:33朝鮮王朝の若い人たちが
00:46:362人だけじゃなくて 60人も何人もやってくるわけですね
00:46:40それに やっぱり
00:46:42自分たちの幕末の
00:46:44欧米と初めて 接した時の
00:46:46自分たちを思い出して
00:46:48何とかしてあげなきゃ
00:46:49何とかしてあげなきゃ
00:46:50何とかしてあげなきゃ
00:46:51反対に キム王級なんですけれども
00:46:53日本に福沢諭吉に 期待したことというのは
00:46:55どんなことだったんでしょうか
00:46:57日本をモデルにした
00:47:02朝鮮の近代化を 考えていたのでしょう
00:47:06日本から近代化の過程を 学ぼうとしました
00:47:11究極的には
00:47:15日本と朝鮮が 近代化された
00:47:182つの国として 協力関係を結ぶことが
00:47:22おそらく キム王級たちの 夢であったのでしょう
00:47:27実際には 日本を利用して
00:47:30朝鮮の近代化を 図ろうとしたと 考えられます
00:47:36で そういう中でですね
00:47:39朝鮮で暴動が 起きるんですよね
00:47:42人後軍乱
00:47:44これは どうして起きたんでしょうか
00:47:47日本でも 同じだと思いますが
00:47:51開港後に 生活が苦しくなったことが
00:47:55民衆たちの 不満を 引き起こしたように
00:47:58朝鮮でも 民衆の不満が 高まりました
00:48:02それが 旧式軍隊の 不満へとつながり
00:48:06それが まさに 日本人が 教育していた
00:48:09新式軍隊に対する 不満として 爆発したのです
00:48:15朝鮮の民衆たちが 感じていた
00:48:17生活と政治に対する 不満
00:48:20これが 爆発の きっかけになったのでしょう
00:48:24その爆発力は 非常に大きかった
00:48:27そういう事件であると 見ることができます
00:48:30日本にとっても この事件は 気軽ですよね
00:48:38ただ 日本の方は 高下等条約が 実施に移されて
00:48:43留学生も来る 視察団も来る
00:48:45イケイケ どんどん どんどんの時だったんですよ
00:48:48朝鮮の日本への関心が どんどん高まってきている
00:48:51だから かなり 右頂点になっていて
00:48:54その時に 新朝を 中国が 介入するというか
00:48:58帝国主義的になっていくとしますでしょ
00:49:00そしたら これは 非常に ぶつかる
00:49:05新朝中国が 警戒するのは 当たり前の状態
00:49:10ただ それにも関わず 日本は 警戒していなかったですよね
00:49:13その 新国の介入の意図っていうのは
00:49:17日本と戦えよっていうことも 考えたってことですか?
00:49:22いや あるじゃない
00:49:23日本の方は 何かやらないと カッコつかないですよね
00:49:28公私館全員が 公私館を放棄してですよ
00:49:32公私館っていうのは 日本の領土なんですよ 国際法で
00:49:36そこから追い出されて 日本が帰ってくるわけですね
00:49:39これに対して 朝鮮に対して 抗議の兵隊を出しますね
00:49:45このまま 日本に 公実があります
00:49:48それをなくすために 退院を介入してきて
00:49:52連れて去ってしまって 日本の公実を
00:49:55なくさせてるんじゃないかっていう
00:49:58万能先生の説明に もう一つ付け加えると
00:50:02朝鮮において 民衆の反乱が とても危険な水準にまで
00:50:06達していました
00:50:08そのため 早く朝鮮国王の 古城の体制を安定させて
00:50:14朝鮮王朝の内政を 真の影響下で
00:50:17安定させる必要がありました
00:50:20それが 真が介入して デウォン軍を連行した
00:50:24重要な理由の一つだと 見ることができます
00:50:27日本に いいうちに 放えた動き大臣だと
00:50:29その福沢はですね この状況を見て
00:50:33その 人民の説はこれ 改めること難しい
00:50:38というようなことを 言ってます
00:50:40これは 実際 公私館を
00:50:43大陰軍の軍隊 旧式軍が襲ったならば
00:50:47プレッシャーかけて 政権変えればいいわけですね
00:50:52ところが 取り巻いたのは 朝鮮の民衆なんです
00:50:55今 だから そこが肉沢としては困る
00:50:58一生懸命やってるのは 若きエリートの教育を
00:51:01やってるわけじゃないですか
00:51:03民衆がその反対だったら どうすんだっていう
00:51:06これは 大変な話だと思います
00:51:08キムオッキュンは この状況を
00:51:10どう受け止めたでしょうか
00:51:14キムオッキュンは 真に対して
00:51:17大きな幻滅を 感じていました
00:51:21ですから いかなる方法を使っても
00:51:24真との関係を断ち切るべきである
00:51:28という 確信を持つようになったと
00:51:31考えられます
00:51:33そうしたことから 朝鮮内部で
00:51:36真と親しくしていこうとする 新進派と
00:51:40新日派の対立が 次第に表面化したと
00:51:43見ることができます
00:51:45今 キム先生の おっしゃった話のように
00:51:49新興中国の影響力が 拡大します
00:51:52でも 新日派の影響力も 朝鮮政府内で
00:51:56ぐんぐん大きくなってきますね
00:51:58日本の方は 最本法条約で
00:52:00公使官の守備 守備隊を持てる
00:52:04ああいう民衆に囲まれて 日本が
00:52:06公使官が潰れないように それを持てるようになった
00:52:10だから 日本の地位も 減ってないですよ
00:52:14うーん
00:52:16中国の影響力も 拡大し
00:52:18日本の影響力も 拡大し
00:52:20あの 反日派の 朝鮮の国内の
00:52:24反日派の影響力も 拡大し
00:52:26新日派 改革派の勢力も 拡大し
00:52:28うおー
00:52:30完成化した
00:52:32そう見ても いいと思いますよ
00:52:34ジンゴ軍団後
00:52:36日本と朝鮮王朝の 関係は どうなっていくんでしょうか
00:52:44ジンゴ軍団から2ヶ月後
00:52:46国王のコジョンは
00:52:48謝罪を兼ねた 終身士を
00:52:50日本へ派遣しました
00:52:54キム・オッキュンは その顧問として
00:52:56再び日本へ向かいます
00:53:04一行は 神戸港に近い旅館に 滞在しました
00:53:11そこで 朝鮮王朝独自の旗を
00:53:14初めて 外国の地に掲げます
00:53:20その時の旗のスケッチが 残されていました
00:53:26赤動文書のでは って 残されている
00:53:30本の宿庫で日本に前に 無敵する用意が 残されている
00:53:31日本にいると伝わっている
00:53:32ここは 仕事をもらいました
00:53:34そこは ついといいます
00:53:35これは
00:53:38ここで こうきます
00:53:40です
00:53:41ですね
00:53:42たのでは
00:53:43この朝鮮王朝の御航の 上のつくに
00:53:45宿りの上寺を入れる
00:53:49そのための 上に 上には
00:53:51東京へ 行く
00:53:53韓国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国国
00:54:23いかに重要かを力説しています
00:54:25朝鮮の人民決して野蛮なるにあらず
00:54:33交渉の分子なきにあらずといえども
00:54:36頑固なお未だ文明ならずして方向に迷うものの如し
00:54:42ただその人身の火を正して
00:54:45自ら発明セシムルの一方あるのみ
00:54:53キムオッキュンたち開花派は朝鮮で福沢の教えを実践していきます
00:54:58首都ハンソンを中心に新聞を発行します
00:55:23ハンソン巡報は福沢が慶応義塾の文科生を派遣し
00:55:31編集や印刷を支援した新聞です
00:55:34欧米が強い力を持つのは民選議会によるものだとして
00:56:00各国の議会政治の様子も詳細に伝えています
00:56:04およそ3000部発行され
00:56:12開花思想の普及に努めました
00:56:14朝鮮の独立を急いだキムオッキュンは資金集めに走ります
00:56:25国王コジョンの許しを得て日本政府へ働きかけました
00:56:30しかし外務卿の井上香織は
00:56:38朝鮮が完全な独立を求めた場合
00:56:41真と戦争になることを恐れ
00:56:43キムオッキュンたちの動きに反対します
00:56:47結局資金援助は得られませんでした
00:56:52ところが状況は一変します
00:57:00ベトナムに進出したフランスと
00:57:04創始国のシンが衝突
00:57:061884年
00:57:09新仏戦争が始まります
00:57:11シンは朝鮮に駐留していた軍3000のうち
00:57:18半数をベトナムへ差し向けます
00:57:21福沢の時事進歩は
00:57:26新仏戦争を受けて
00:57:28もはやシンは力を失ったとアピールします
00:57:32欧米列強に分割されるシンの姿を予測しています
00:57:41キムオッキュンによれば
00:57:47この頃日本公使会員は態度を一変させ
00:57:51次のように語ったといいます
00:57:53今や
00:57:57新国とフランスの関係は急変し
00:58:01危うい
00:58:02あなたたちが
00:58:07もし国のために改革の拠に出るならば
00:58:10我が政府も
00:58:12これを不可とはしない
00:58:15キムオッキュンは
00:58:24日本の外交方針が変わったと判断し
00:58:28コジョンに告げます
00:58:29コジョンも
00:58:32朝鮮の独立を図ろうと考えていたといいます
00:58:35近代的な優勢事業を始めるために作られた
00:58:56優勢総局
00:58:58開局を記念する祝賀パーティーの場で
00:59:03政変が起きます
00:59:041884年
00:59:07明治17年
00:59:09甲信事変です
00:59:12遠赤には朝鮮王朝の高官をはじめ
00:59:20各国の公使会員たちも招かれていました
00:59:23キムオッキュンたちは
00:59:28真に頼る勢力を実力で排除する
00:59:32クーデターの計画を立てていました
00:59:34朝鮮王朝の高官を
01:00:04その後
01:00:08混乱の中で
01:00:10真に頼る官僚たちが殺害されます
01:00:13キムオッキュンは
01:00:18コジョンに
01:00:19日本へ出兵を求めるよう説得します
01:00:22コジョンは
01:00:24日本公使が来て守るよう
01:00:27証書を発しました
01:00:28要請を受けた日本公使
01:00:35竹添新一郎
01:00:37およそ140人の日本兵とともに
01:00:41王宮に入ります
01:00:42キムオッキュンたちの
01:00:46新政権が発足しました
01:00:48新政権が発した
01:00:5714か条の政令です
01:00:59その第一条は
01:01:03新へ連行された
01:01:05デウォン軍の帰還でした
01:01:07新への兆候を廃止し
01:01:12新からの独立を
01:01:14最優先に掲げます
01:01:15さらに
01:01:20門抜を廃止し
01:01:21身分の分け隔てなく
01:01:23人材を投与すること
01:01:25税制の改革
01:01:28巡査を置いて
01:01:30窃盗を防ぐことなど
01:01:32日本に習った制度改革も
01:01:34謳っていました
01:01:35しかし
01:01:41新は
01:01:42中流軍およそ1500人を出動し
01:01:45王宮を包囲します
01:01:46西編から3日目
01:01:55新軍が王宮を攻撃します
01:01:57日本軍は防戦しきれず
01:02:05開火派が殺害されます
01:02:11キムオッキュンは
01:02:12日本に投命
01:02:14クーデターは
01:02:19わずか3日で
01:02:20失敗に終わりました
01:02:22当時の民主主義国家が
01:02:28国王に
01:02:29絶対的な 권력を
01:02:30持っていたことです
01:02:31民主自身が
01:02:33改革に対して
01:02:34革化に対して
01:02:35大変な認識を
01:02:36しなかったことです
01:02:37그래서
01:02:38キムオッキュンは
01:02:38民主主義国家が
01:02:40民主主義国家が
01:02:40そのために
01:02:40彼らの力に対して
01:02:42政権を
01:02:44促進することは
01:02:45とても
01:02:45時間が長く
01:02:46長くなっていることです
01:02:46とても
01:02:47当時は
01:02:48不可能だと
01:02:48考えられたことです
01:02:50そのために
01:02:50その方法では
01:02:51国王が
01:02:53全力を持っているので
01:02:55国王を
01:02:56설득しながら
01:02:57国王を
01:02:58支援するために
01:02:59改革を
01:02:59改善するために
01:03:00改善するために
01:03:01改善するために
01:03:02改善するために
01:03:03改善するために
01:03:03改善するために
01:03:04民中들도
01:03:05이해하고
01:03:06따라온다
01:03:06라는 생각을
01:03:07했던 것이죠
01:03:08그것이
01:03:08未路부터
01:03:09지금
01:03:09말씀하셨듯이
01:03:10未路부터
01:03:11개혁에
01:03:11가지는
01:03:11장점이자
01:03:13한계
01:03:13라고
01:03:14판단이
01:03:14됩니다
01:03:15福沢諭吉は
01:03:18後に
01:03:19更新事変への
01:03:20関与を
01:03:21否定しています
01:03:21しかし
01:03:24政変の
01:03:25失敗に
01:03:25衝撃を
01:03:26受けた
01:03:26福沢は
01:03:27時事審法の
01:03:28写説に
01:03:29その思いを
01:03:30綴ります
01:03:31脱アロンです
01:03:33主義とする
01:03:38ところは
01:03:39ただ
01:03:39脱アの
01:03:40二次に
01:03:40あるのに
01:03:41我が国は
01:03:43隣国の
01:03:43解明を
01:03:44待ちて
01:03:44共に
01:03:45アジアを
01:03:46起こすの
01:03:46猶予ある
01:03:47べからず
01:03:48その
01:03:50死な
01:03:51朝鮮に
01:03:51接するの
01:03:52法も
01:03:53隣国なるが
01:03:54故にとて
01:03:55特別の
01:03:56営釈に
01:03:56及ばず
01:03:57まさに
01:03:58西洋人が
01:03:59これに
01:04:00接するの
01:04:00風に
01:04:01従って
01:04:01処分すべき
01:04:02のみ
01:04:03我は
01:04:06心において
01:04:07アジア東方の
01:04:08悪友を
01:04:09謝絶する
01:04:10ものなり
01:04:11あの
01:04:14脱アロンアーというのは
01:04:15まあ
01:04:16朝鮮
01:04:17新国と書いてますけど
01:04:18基本的に言えば
01:04:19相続関係下の
01:04:22東アジアに
01:04:23負けたという
01:04:24草井口は
01:04:26朝鮮の
01:04:27民衆の
01:04:28その
01:04:28何ていうか
01:04:29自立とか
01:04:29そういうものを
01:04:31非常に期待して
01:04:32問題点はそこにあるというのを
01:04:34少し把握はしたんだけど
01:04:36それに失敗したと
01:04:37いうことじゃないですか
01:04:39撤退宣言ですよね
01:04:42言えば
01:04:43奥沢の責任になると思うんですけど
01:04:44奥沢は
01:04:45後進戦衛のリーダーたちを
01:04:47育てきれなかったと
01:04:48いうことじゃないでしょうか
01:04:50朝鮮の近代化を目指した
01:04:55福沢諭吉と
01:04:57金奥拳
01:04:58後進事変によって
01:05:01その試みは
01:05:02挫折したのです
01:05:04いやー
01:05:10それにしても
01:05:11どうして
01:05:12金奥拳は
01:05:13クーデターを
01:05:13起こしたんでしょうか
01:05:14金奥拳は
01:05:18朝鮮が
01:05:19真から
01:05:20完全に
01:05:21独立するために
01:05:22そして
01:05:23近代国家になるためには
01:05:26この
01:05:27クーデターは
01:05:28避けられない段階である
01:05:29と考えていたのでしょう
01:05:31もう一つは
01:05:34クーデターが成功するだろうという期待を
01:05:38日本にかけていたと
01:05:40見ることができます
01:05:41日本から
01:05:44何らかの支援の約束のようなものを
01:05:47受けていたと考えられます
01:05:49ですから
01:05:52金奥拳は
01:05:53このクーデターが成功すれば
01:05:56その後
01:05:56いわゆる
01:05:58開花派勢力が
01:05:59より積極的に
01:06:00朝鮮を近代化させていくことができる
01:06:04金奥拳は
01:06:06そのように
01:06:07予想していたのでしょう
01:06:09日本の関与があったのではないかと
01:06:12バンドさんこのとこはどう?
01:06:14あの竹添新一郎公司自体は
01:06:16あの約束を果たしたんですよ
01:06:18だって中備隊連れて
01:06:20本当に応急に入ったわけですから
01:06:22だから竹添は
01:06:23だけどそれだけのことをやるためには
01:06:26本国政府から
01:06:27何らかの出兵の話を見てなきゃ140人で勝てるわけないわけですから
01:06:33日本の政府の方から言えばせめて1週間は持ってくれよなって
01:06:37軍艦で兵隊を送るんだって時間かかるんだから
01:06:42ところが3日で3日転化だったということですよ
01:06:45この甲信事変について福沢諭吉の関与はあったんでしょうか
01:06:50そこが非常に微妙なところでして
01:06:53竹添公司が守備兵隊を引き入って応急に攻め入る
01:06:58それを福沢が知ってて
01:07:00サジェッションっていうんですか
01:07:02示唆したわけはないと思うんですよね
01:07:04ただもう片方で
01:07:06ある程度ちょっと強く言いたいのは
01:07:08福沢の一番弟子の金代君が
01:07:11クーデターをやってるんで
01:07:13これは福沢が全く知らなかったっていうのも
01:07:16僕は無理な話じゃないかな
01:07:17そういうふうに思うんですけども
01:07:20だから歴史は白か黒か
01:07:22全く知らなかったのかっていう
01:07:24大抵こういう話は真ん中なんじゃないだろうかと思うんですけども
01:07:29結局でもその明治維新に習ってやろうとした
01:07:33朝鮮の近代化っていうのは
01:07:35この甲信事変で挫折をしていくわけですけど
01:07:39なぜ挫折をしたというふうに
01:07:43今お考えになりますか
01:07:45当時朝鮮には
01:07:49様々な外国からの圧力が加わっていました
01:07:54中国と日本以外に
01:07:58イギリスやロシアアメリカなども
01:08:02朝鮮に関心を持っていました
01:08:04一つ例を挙げますと
01:08:08イギリスはロシアの勢力を防ぐために
01:08:11韓半島の南にあるコムンドを一時期占領したことがあります
01:08:17それぐらい外国の勢力が
01:08:20朝鮮をめぐって互いに争っていたので
01:08:23安定した状況で改革勢力
01:08:27つまり開化派が形成されるのが難しかったことが
01:08:31もう一つの要因と見ることができます
01:08:34朝鮮の人たちをあれだけ助けようとしていた福沢が
01:08:44脱破っていう言葉を使ったらなかなか
01:08:48ショッキングっていうか
01:08:50絵っていう思いが
01:08:51でもずっとやってきた人たちが
01:08:55みんな処刑されたり
01:08:56亡命したり負けちゃうわけですね
01:08:59それはやっぱり
01:09:01かわいさまって
01:09:01憎さ100倍になると思うんですよ
01:09:05でもそれを朝鮮について
01:09:08怒っているわけじゃなくて
01:09:10もう介入しないよっていう
01:09:14アジアから手を引くよっていう宣言だ
01:09:17だから乳はしないって
01:09:20乳はしないのが脱破でしょ
01:09:23脱っていう言葉
01:09:28これをどういう風に受け止めたらいいんですか
01:09:32脱っていうのが
01:09:33必ずしも戦後の人が言っているほどに
01:09:36帝国主義になるんじゃなくて
01:09:39もう介入はやめるよって
01:09:42福沢の言ったことを英語で論文を書くときに
01:09:46それが根拠になる
01:09:47逆ですから根拠にはなりませんけど
01:09:49でも普通エスケープフロムエイシャ
01:09:51エスケープフロムエイシャ
01:09:55脱はあるでしょ
01:09:56エスケープってなんか
01:09:58逃げるとかそういう意味とりますよね
01:10:01脱走ってもいいんですかね
01:10:04おそらく福沢諭吉が脱アロンを書いたときに
01:10:13まずは中国に対する怒り
01:10:16そして朝鮮王室に対する幻滅
01:10:21このようなものが複合的にあったとみられます
01:10:27しかしながら
01:10:30脱アロンはその後
01:10:32日本が西洋の列強のように
01:10:36帝国主義化していく
01:10:38一つの帝国へと変わっていくきっかけとなりました
01:10:44その後朝鮮を侵略していく
01:10:48一つの理論的な根拠になったと
01:10:51韓国では見ています
01:10:53それはおそらく戦後の日本の研究後
01:11:02韓国の学者がそういう風に受け
01:11:06同時代に脱話をそういう風に取ったかどうかは分からない
01:11:12戦後の研究で日本の進歩的な学者は脱話帝国主義化
01:11:18それを韓国の学者は読んで福沢諭吉からんっていう
01:11:23それでこれで日清戦争から韓国併合まで行くのは
01:11:26脱話論のおかげだっていう風になっちゃう
01:11:29書いた人がどういう意図で書いたか私は分析しますけど
01:11:33読んだ人がどう読むかは全然違う話ですからね
01:11:37福沢はそう書いてることは間違いないから
01:11:40僕みたいに好意的な解釈ばっかりが起こるわけはない
01:11:43むしろ学面通りに読めば
01:11:45韓国の歴史学者が言ってる通りのことは書いてあるんですよね
01:11:50これはそう信じるのは無理ないんです
01:11:53ただずっと見てきますと
01:11:55人口事件の前の関わり
01:11:57朝鮮の留学生の面倒を見て
01:12:00その全木を見てくると
01:12:02僕みたいな好意的な解釈をしたくなるということですね
01:12:06さあその後進事件の後ですが
01:12:11脱話論も出てまいりまして
01:12:1210年後日清戦争に至ります
01:12:16その時代を見ていきます
01:12:18後進事件の後
01:12:25朝鮮半島における日本の影響力は大きく後退し
01:12:29真が力を増します
01:12:31日清両国は
01:12:36軍隊を朝鮮から徹底し
01:12:38出兵する場合は
01:12:40互いに事前通告することとなりました
01:12:43キムオッキュンたち
01:12:49開花派は福沢諭吉の下に身を寄せます
01:12:52彼らは朝鮮王朝から身柄の引渡しを求められ
01:13:00亡命生活を余儀なくされます
01:13:04その後キムオッキュンは
01:13:06小笠原諸島や北海道など
01:13:09日本各地を転々とします
01:13:13小笠原諸島や北海道など
01:13:17こちらが金玉菌とか
01:13:20いろんな朝鮮から亡命してきた方を
01:13:23囲まっていた日本の支援者の
01:13:27邸宅の後です
01:13:29これは当時の写真ですけれど
01:13:31金玉菌居宅
01:13:35住居の居宅
01:13:38住宅の宅
01:13:39各地の資産家の支援を受けながら
01:13:46朝鮮独立に向けた活動を続けていました
01:13:50支援者に送った書に
01:13:56その思いが記されています
01:13:58キムオッキュン
01:14:00名前がありますね
01:14:04天の道というものは
01:14:08余分に持つものから取り上げて
01:14:10足りないものに補っていくものである
01:14:13人の道は違っていて
01:14:16足りないものから取り上げて
01:14:19余裕のあるものへ差し出しているようだ
01:14:22まだまだこう自分にはやるべきことがあるっていう
01:14:29それをやるために今ここで
01:14:32いろんなことを考えながらこの書に
01:14:34日本各地を点々としていたわけですけれど
01:14:39いつかは朝鮮に戻って
01:14:41日本で再起を期していたキムオッキュン
01:15:00しかし日本では
01:15:03真と朝鮮に対する世論が悪化していきます
01:15:061890年
01:15:14第一回帝国議会が開かれます
01:15:17時の首相山形有友は
01:15:20市政方針演説で軍閣を主張
01:15:23日本の防衛は本国だけでなく
01:15:28利益戦にも及ぼすべきだとしています
01:15:31利益戦とは朝鮮半島のことでした
01:15:36息づわったキムオッキュンは
01:15:43真の李公賞に手紙を送っていました
01:15:46求めたのは朝鮮の中立です
01:15:51朝鮮とシン
01:15:54日本の三国の連携
01:15:56三話を唱えます
01:15:58日本の連携
01:16:28朝鮮は日本や朝鮮に
01:16:31それを支援する方式を
01:16:33言い合わせました
01:16:35キムオッキュンは
01:16:36そのような考えを
01:16:38朝鮮に行くことは
01:16:40簡単な亡命に行くことはありません
01:16:42しかし朝鮮王朝の視覚は
01:16:49上海にも迫ります
01:16:50キムオッキュンは
01:16:53滞在中の旅館で
01:16:55銃弾に倒れます
01:16:56朝鮮の独立を目指した
01:17:0343年の生涯でした
01:17:06その遺体は朝鮮に運ばれ
01:17:16逆族として晒されました
01:17:18同じ頃
01:17:29朝鮮半島では
01:17:31農村の疲弊が深刻化します
01:17:34開国の影響で
01:17:36穀物価格が高騰し
01:17:38人々の暮らしを圧迫していました
01:17:401894年
01:17:49朝鮮半島南西部で
01:17:51農民が立ち上がります
01:17:53交互農民戦争です
01:18:00地方間の不正に反対し
01:18:03放棄した農民たちが掲げたスローガンは
01:18:06畜滅Y
01:18:08日本を追い出し
01:18:11滅ぼせというものでした
01:18:13農民は
01:18:17農民が
01:18:17経営的な
01:18:20畜生の
01:18:21犯を
01:18:22行き続けて
01:18:23日本に
01:18:25日本を
01:18:26망らげるという
01:18:28という意識を
01:18:30研究した
01:18:31国内の内部に
01:18:33不敗を
01:18:34より
01:18:35今朝鮮の
01:18:37側面の
01:18:38依存者が
01:18:39依存者が
01:18:39제대로
01:18:40対策を
01:18:41朝鮮王朝は、農民戦争を鎮圧するため、真に出兵を要請します。
01:19:001894年6月、新軍が朝鮮半島に出動。
01:19:06事前に通告を受けた日本もこれに対抗します。
01:19:12農民軍は朝鮮王朝と和睦しますが、日清両軍は撤退しませんでした。
01:19:26この時、福沢諭吉は、あくまで朝鮮内部の改革を重視すべきだと主張します。
01:19:32朝鮮の国土は、これを平等して事実に益なく、かえって東洋全体の安命を害するの恐れある。
01:19:47日清両国は、朝鮮の内政改革をめぐって対立。
01:19:58日本軍は朝鮮王宮を占領します。
01:20:001894年、明治27年8月。
01:20:09日本は真に戦線を布告。
01:20:12日清戦争です。
01:20:18福沢は、戦争が始まると、戦費の拠出を民間に呼びかけます。
01:20:23自らも1万円を拠出しました。
01:20:32日清戦争は、日本の勝利に終わり、講和条約が結ばれます。
01:20:39その第一条では、朝鮮が完全無欠な独立自主の国であると確認されました。
01:20:53日清戦争後も、福沢は、朝鮮から多くの留学生を慶応義塾に受け入れ、支援しました。
01:21:05そして、1901年、福沢は66歳で世を去りました。
01:21:17福沢の死から3年後、日露戦争が勃発。
01:21:21その後、韓国併合によって、朝鮮半島は日本の植民地となります。
01:21:35日本で亡命していた金王宮なんですけれども、
01:21:39この近代化を果たすことはできなかったけれども、
01:21:42それを一緒に目指した福沢との出会いというのも、
01:21:46すごく大きかったんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
01:21:49先生、いかがですか。
01:21:51国家党から脱炎論につなげて、日清戦争につなげて、
01:21:57韓国併合につなげると、
01:21:59歴史は単線的には日本の侵略の話になるじゃないですか。
01:22:03僕はそれに対して、
01:22:05韓国併合1910年からその原因を探って、
01:22:09単線的に戻っていくという歴史観に、
01:22:12半分反対で輪を、その時その時に、
01:22:19レモンの輪切りみたいに見ていくと、
01:22:22単線でいかないところがあるんじゃないかと。
01:22:25それが今日皆さんでやった、
01:22:27神戸工品の時期、全然違う輪ですよね。
01:22:31この4年間ぐらいは輪切りにしてみると、
01:22:35日本と韓国が1945年までの中で、
01:22:39一番こう、
01:22:41なんていうんですか、
01:22:42鑑賞はしましたよ、
01:22:43武力は使いましたよ、
01:22:44だけど一番こう接近した、
01:22:46あの4年間っていうのは見えてくると思う。
01:22:49要するに、福沢の方が自分が学んだものを、
01:22:53朝鮮王朝の若きリーダーに伝える。
01:22:58だから自分の弟子のように思ってると思いますね。
01:23:01で、その意味での彼の感動は、
01:23:04これはもう推測になりますけど、
01:23:06慶応技術で勉強している福沢の弟子さん以上に、
01:23:10思い入れがあったんじゃないかな、
01:23:12っていう風に思いますね。
01:23:142人とも近代的な国民国家を作るべきである、
01:23:24という点において、
01:23:26一致する意見を持っていて、
01:23:29そのような面では、
01:23:32互いに深い人間関係を結んでいた、
01:23:36と思います。
01:23:38もちろん、
01:23:39金河君は、
01:23:41開花派の勢力を強くしようとしましたが、
01:23:44西洋列強が圧迫しつつあり、
01:23:48日本の侵略の意図が、
01:23:50次第に強まりつつあった中で、
01:23:53結局、
01:23:55朝鮮王朝で、
01:23:56開花派の勢力を、
01:23:58十分に形成することが、
01:24:00できませんでした。
01:24:03それが、
01:24:05金河君の悲劇だった、
01:24:07と見ることができます。
01:24:08ピーク・ギラー・ゴブルスがいけすみだ。
01:24:10日本の場合は、
01:24:13ペリー・ライコウから、
01:24:14が、
01:24:1553年ですよね。
01:24:16明治維新は、
01:24:1768年ですから、
01:24:1915年あったんですよね。
01:24:22除草期間が。
01:24:24そういうのは、
01:24:25韓国の場合は、
01:24:264、5年です。
01:24:27ですからね、
01:24:29やっぱり僕は最近、
01:24:30歴史で改革するためには、
01:24:32除草期間、
01:24:33っていうのが、
01:24:34あるいは、
01:24:34苦節10年でもいいんですけど、
01:24:36長い間の準備がないと、
01:24:38悲劇が起こる。
01:24:40悲劇になった話は、
01:24:41除草期間が短かったためなんだと。
01:24:45朝鮮王朝としては、
01:24:50自らの力で、
01:24:52自らが計画を立てて、
01:24:54改革をしようとしていました。
01:24:57伝統的な秩序が、
01:25:00急激に壊れることを防ぎながら、
01:25:03少しずつ、
01:25:04自らの力で、
01:25:06改革をしようとしていたのです。
01:25:10これに対して、
01:25:11日本の立場は、
01:25:13急激に西洋の文物を受け入れて、
01:25:16西洋的な価値観に基づいて、
01:25:19朝鮮と交流をしていこうとしていました。
01:25:24ですから、
01:25:242つの国の間の差、
01:25:26そして、
01:25:27その差が、
01:25:28葛藤につながっていったと、
01:25:30見ることができます。
01:25:35そうした中で、
01:25:36開化派、
01:25:37つまり、
01:25:38金沖金を中心とした開化派の活動が、
01:25:42重要な意味を持っていることは、
01:25:44事実です。
01:25:45しかし、
01:25:49結果論になるかもしれませんが、
01:25:51その開化派の存在が、
01:25:54日本が韓国を侵略する論理として、
01:25:57日本に利用されることもあった、
01:26:00ということも申し上げておきたいと思います。
01:26:03日本の側にも、
01:26:07朝鮮を押しつけんじゃなくて、
01:26:10改革さを援助したいという人が、
01:26:13副在地のようにいたし、
01:26:15朝鮮王朝の中でも、
01:26:17若き金沖金みたいなリーダーがいて、
01:26:20自分なりに、
01:26:21朝鮮王朝を、
01:26:23近代化、
01:26:24民主化していこうという人がいた。
01:26:26こういう4年間が、
01:26:28あったんだということは、
01:26:29やはり、
01:26:30知っておかなきゃいけない。
01:26:31それに、
01:26:32こうする格好で、
01:26:33日本の朝鮮政策が、
01:26:35できた時には、
01:26:36かなり良くなっていくんですけど、
01:26:38日本が、
01:26:38欧米から学んだ、
01:26:40新しい世界地を、
01:26:41朝鮮王朝に教えてやって、
01:26:4320年経って、
01:26:45言えば、
01:26:45日本には有利だけど、
01:26:47それほどの、
01:26:49の、
01:26:50の、
01:26:50博って言うんですか、
01:26:52欧米文化についての博、
01:26:53欧米の新型秩序、
01:26:55国際法秩序と言ってもいいですけど、
01:26:57そういうものを、
01:26:59日本から、
01:27:00言われるほどのものではない、
01:27:03ということは、
01:27:04やっぱり言いたいですね。
01:27:05間違えてはいけない、
01:27:06というのかな。
01:27:08やろう時代になって、
01:27:09いいことはない。
01:27:13実際に、
01:27:14現地を訪れた大桃さんは、
01:27:16どんなことを、
01:27:17私は、
01:27:18これからの関係を、
01:27:19どう築いていくか、
01:27:21という時に、
01:27:22相手の立場から見た、
01:27:24自分たちの姿、
01:27:25というのを知らないと、
01:27:27お互いに、
01:27:28近づいていく、
01:27:29ということが、
01:27:29なかなか難しいのではないだろうか、
01:27:31と思ったんです。
01:27:32お互いから見た時に、
01:27:34どうだろう、
01:27:35という、
01:27:35意識を持つだけで、
01:27:37次に一歩踏み出す時に、
01:27:39変わってくれるんじゃないかな、
01:27:40と思いました。
01:27:43今日は、
01:27:44ありがとうございました。
01:27:45ありがとうございました。
01:27:45日本と朝鮮半島2000年、
01:27:5010回にわたって、
01:27:52古代から日清戦争まで見てきました。
01:27:54この後の動き、
01:27:56韓国併合から、
01:27:57戦後の日韓国交正常化に至る、
01:28:00近現代の歩みは、
01:28:02NHKスペシャルで、
01:28:03詳しくお伝えしてまいります。
01:28:04ぜひご覧ください。
01:28:05ご視聴ありがとうございました。
01:28:35ご視聴ありがとうございました。

お勧め