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00:00今回は東京都渋谷区にある東京女学館中学校高等学校創立から137年の歴史を持つ名門女子校伝統の学び屋に始まります。
00:30初めてテレビ取材のカメラが入りました。
00:35開校以来力を入れてきた女学館独自の英語教育とは?
00:47こちらは美術の授業ですが
00:49英語そのものというより英語を使って何かやりたいというチャレンジ精神のある生徒がほとんどです。
01:04チャレンジ精神いっぱいの生徒たちは勉強以外も一生懸命。
01:16密着したのは水泳でジュニアオリンピック出場を目指す高校1年生。
01:25100m平泳ぎで自由なタイムに近づけたらいいなと思って。
01:31今年こそ絶対決めたいなと思って。
01:34果たしてジュニアオリンピック出場の夢は叶うのか。
01:40その頑張りから東京女学館が名門校たるゆえんが見えてきました。
01:45日本全国すごい学校名館
01:52東京都渋谷区各国の大使館が集まる疲労に東京女学館があります。
02:22今年で創立137周年。
02:271888年に国際社会で対等に交流できる強要ある女性の育成を目指し、長田町で開校。
02:37時の総理伊藤博文が創立委員長となり、実業家の渋沢栄一や岩崎矢之介らが尽力しました。
02:49全校生徒数は1309人。
02:54今年春の大学合格者数は国公立7人。
02:58医学部医学科7人。
03:00総計上理77人。
03:02Gマーチ174人など。
03:05学校へのアクセスは東京メトロ日比谷線。
03:10広尾駅から徒歩13分。
03:12多くの生徒がバスを利用し渋谷駅からおよそ13分。
03:17恵比寿駅からおよそ10分で正門前に到着します。
03:22東京ジュラッカー最高!
03:29生徒に学校の魅力を聞くと。
03:32すごく歴史があって、お母さんが歴史ある学校がいいんじゃないっていうことでここに決めた。
03:42小学校からなんですけど、日本の文化を稼働とかおこととかを授業で学ぶ機会があって、それがすごいいいなと思って入りました。
03:55制服がかわいいなと思ってセーラー服が。それで入りました。
04:01伝統の白いセーラー服はイギリス人教員の、イギリスでは高貴な人は白を着るとの提案から制服に制定されました。
04:13それでは歴史ある名門女子校。
04:16東京女学館の校内に創立以来初めてテレビカメラがお邪魔します。
04:23正門の階段を降りた広場では、
04:29演劇部がレ・ミセラブルの練習中でした。
04:441000人以上収容できる記念行動は、本格的な音響、照明設備を完備。
04:56この日は中学3年生のクラス対抗の合唱大会。
05:02私は今どこにあるのと
05:08いくつもの思い出がよみがえ
05:14ここは図書館ですね。
05:26蔵書数はおよそ6万冊。
05:30国際性を重んじているだけあり、要所が充実しています。
05:38昼休み、続々と食堂に集まる生徒たち。
05:42長蛇の列ができる一番の人気メニューは、
05:46焼きたての手作りパン。
05:53生クリームチョコパン。
05:55これ結構人気ですよ。
05:57新作、アマオイチゴメロンパン。 180円。
06:04もちろん、パン以外のメニューも揃っています。
06:10放課後のグラウンドでは、ソフトボール部が練習中。
06:15私たちは日本一の挨拶とか、日本一の礼儀とか、日本一の全力疾走であったりとか、日本一の学校生活であったりとか、全ての面において日本一を目指してやっています。
06:37体育館は3つあります。
06:41一番広い第一体育館。
06:44観客席にも生徒が集まっていますが、何が始まるのでしょう。
06:50フィーンデールいますか?
07:03ありがとう!ありがとう!本当にありがとう!
07:07これは、借り物競争ならぬ、借人競争?
07:13中学1年生が企画したクラス対抗イベントです。
07:19先ほどの合唱大会もそうでしたが、こうしたクラスが一丸となるイベントが時々開催され、クラスメイトとの絆が深まるそう。
07:32女学館は部活動の盛ん。
07:35人気のオーケストラ部は、部員数97人の王女隊。
07:44第三種類演奏会というのに向けて、私たちは大学宿展示曲という曲を今、練習しています。
07:51現在運動系9文化系21同好会4合わせて34のクラブが活動しています国際社会で外国人と対等に交流できる女性を育てようと設立された東京女学館英語教育に力を入れていますこちらは中一の美術の授業ですが。
08:20英語で授業が進みます。
08:27英語で授業が進みます。
08:34絵をどう解釈したのか、英語で説明。
08:47実はこのクラスは国際学級。
09:02このクラスは国際学級。
09:051学年6クラスのうちの1クラスが6年間クラス替えのない国際学級なんです。
09:15このクラスが実践するのはランゲージアーツ。
09:20ただ英語を学ぶのではなく、ネイティブのように英語を使いこなすことが目標です。
09:27英語を大事にする精神はずっとこの136年間変わりはないです。
09:34英語そのものというより、英語を使って何かやりたいというチャレンジ精神のある生徒がほとんどです。
09:44英語に価値あるというより、自分の夢を実現するには英語が必要だったんです。
09:50私は一般入試で入りました。
09:54私も一般入試で入りました。
09:56私は東京中学から小学校から入学しました。
09:59私はアメリカの帰国子女で帰国書入手を使って入学しました。
10:04クラスの3分の1から半数が帰国生。
10:08さまざまな文化で育った生徒が共に学びます。
10:12いろんな文化的背景を持っている子が集まっているからこそ、学べることもあるなと思っていて。
10:21英語の勉強はもちろんなんですけど、英語で何かやるっていうのが、すごい国際のいいところだなと思います。
10:33中3ではロミオとジュリエットの英語劇に挑戦。
10:37その他、海外留学や研修、大使館訪問など、多彩なプログラムで国際感覚を身につけます。
10:46アメリカ留学中に、ある社会問題に取り組むようになった生徒も、それは生理の貧困。
10:55留学中、ボランティア活動100時間以上やっているんですけれども、その中でも特に私が印象的に思ったのは、生理の貧困。
11:04日本に帰ってからは情報発信でしたり、女性の権利問題でしたり、そういうものにもすごく関心を持っています。
11:13国際感覚を持つ女性を数多く育成するため、国際学級は2026年度から1学年2クラスに増える予定です。
11:36国際的に活躍する女性は、自国の文化にも精通しているべき。
11:48そんな考えのもと、日本の伝統文化を学ぶ授業も。
11:53中1では茶道体験。
11:56右回し、時計回り。
11:58正面がお客様の、ここが正面ですよ。
12:01右回し、時計回り。
12:04はい。
12:05はい。
12:06はい。
12:07はい。
12:08じゃあ、こちら。
12:09ここも占いですよ。
12:11占いですよ。
12:13茶道の基本的な作法を学びます。
12:17一つ一つの動作がとてもきれいで、日頃からそういうことが自然とできるようになりたいなと思いました。
12:26なんかすごいつながってきたんだなって思いますね。
12:29生徒が主体的に活動できる6年間、高い品性を備え、人と社会に貢献する女性を育てます。
12:41そんな東京女学館で出会ったのが、国際学級で学ぶ高校1年生、古野香音さん。
12:50お父さんの仕事の関係で、これまで3つの国で暮らしてきた帰国生です。
12:57香港とフィリピンとインドの3カ国に約8年間ぐらい住んでました。
13:05長い海外生活で、英語はネイティブレベル。
13:10得意な英語を生かし、世界を舞台に活躍するのが夢です。
13:24外交官になるのと、国際関係について働いて、海外と日本の駆け足になりたいと思います。
13:39そんなカノンさんにはもう一つの夢があります。
13:43放課後向かったのは、スイミングスクール。
13:51水泳を始めたのは、なんと生後10ヶ月から。
13:56海外3カ国で暮らす間も、ずっと水泳に打ち込んできました。
14:02カノンさんが今目指しているのは、全国JOCジュニアオリンピックカップへの出場。
14:1118歳以下が対象の全国水泳競技大会で、将来オリンピック出場を目指すトップ選手が集います。
14:21カノンさんは、得意の平泳ぎで出場を目指します。
14:30そして、これから50のダイエット。
14:34ジュニアオリンピックの出場資格は、日本水泳連盟が定める標準記録を切ること。
14:41春季ジュニアオリンピックカップまでは残り2ヶ月。
14:45それまでの大会で標準記録をクリアしなくてはなりません。
14:50100m平泳ぎでJOのタイムに近づけたらいいなと思って、今年こそは絶対切りたいなと思っています。
15:002月初旬、カノンさんの挑戦が始まります。
15:07最初は、同じスイミングスクールのメンバー4人のメドレーリレー。
15:13カノンさん以外は、個人種目で標準記録をクリアした精鋭ぞろい。
15:19カノンさんは2番手。得意の平泳ぎです。
15:29メドレーリレーでは標準記録を1秒17上回ることができました。
15:36意外と早く泳げてよかったです。
15:42そしていよいよカノンさんの個人種目、100m平泳ぎ。
15:49標準記録は1分10秒66。
15:53果たしてこのタイムを切れるのでしょうか。
15:59カノンさんのタイムは1分12秒17標準記録との差は1秒51距離にすると2mほどの差があります。
16:18メドレーリレーは好結果でしたが個人の平泳ぎでは高い壁が立ちはだかります。
16:25最後まで諦めない練習に励むカノンさん。
16:34始動するのは荒川コーチ。
16:53カノンさんに高いポテンシャルを感じています。
17:00標準記録を切る力はあるという荒川コーチ。
17:12でもひとつ課題が。
17:19焦らない。手、焦ってるから。また切っちゃってるから。
17:22スタート直後の最初のひとかきで焦ってしまうと、しっかりと水をかけず、タイムロスになってしまいます。
17:31最初スタートのターン後のひとかきひとか、あとは最初のスピードがないっていう感じです。
17:44大会まであと2日。最後の追い込み。
17:52創立137周年を迎えた東京女学館。
17:59オリンピック選手の登竜門ともいえるジュニアオリンピック出場を目指す高校1年生の古野香音さん。
18:09週6日、スイミングスクールに通っています。
18:13放課後6時から8時半までの2時間半、みっちり練習し、帰宅は夜10時ごろ。
18:22厳しい練習の日々です。
18:25練習後、香音さんの家にお邪魔しました。
18:30お邪魔します。
18:35香音さんは両親と弟の4人家族。
18:39こちらはチキンとミニエストローネ。
18:48トナト味のスープで、この中にカノがちょっと苦手な野菜とかも入れて、しっかり栄養をとってもらおうかなと。
18:58結構いろいろ勉強してて、本当に食事の面でしかサポートができないので、なんか少しでもこう、動ける体になれるように。
19:07豊富なたんぱく質に野菜アスリートに理想的な食事ですねカノンさんが毎日練習に励むことができるのもお母さんのこうした支えがあってこそ
19:37ネイティブの先生が必ず副担任としていらっしゃるので、なのでちょっとした本当にわからない日本語とかも英語でサポートしてくれたりとか、あと帰国子女の子がね、結構多くいて、なんかそういう雰囲気もこう、なんとなく今までいた学校とちょっと似てるかなと思って、決めたのかな。
20:04お父さんはメキシコに単身赴任中15時間の時差も何のその学校のことや水泳のこといろいろ話すそうです地球の裏側からお父さんもカノンさんを応援しています
20:32カノンさんの部屋の棚には
20:40水泳でもらったメダルがたくさん並んでいました
20:45これはインドです優勝した時には初めてもらったこちらでもフィリピンの試合これ金シルバシルバシルバシルバ
20:55将来の夢は外交官になり海外との架け橋になること大学生でも難しい英検1級合格を目指し勉強も手を抜きません勉強と水泳どちらも手を抜かずに頑張れるのはなぜでしょうか?
21:23何か毎日きついので何かまた練習かと思う時あるんですけど16年間ずっとやってきたことだから何か今諦めたのもったいない感じが2月下旬個人種目でのジュニアオリンピック出場をかけた最後の大会
21:45標準記録をクリアできるのでしょうか?
21:52オリンピック選手の登竜門ともいえるジュニアオリンピック出場を目指す古野香音さん
21:59メドレーリレーに続き個人でも出場を狙います
22:04最後のチャレンジに向け調子が上がっているようです
22:16そして大会当日100m平泳ぎの標準記録1分10秒66を切ってジュニアオリンピックへカノンさん最後の泳ぎにかけます
22:38課題の一つ
23:07ターンの後の人かきはしっかりと水をかけたようですが
23:12タイムは1分11秒91
23:20残念ながら標準記録に1秒25及びませんでした
23:25最初間違えちゃった
23:30最初間違えちゃった
23:32じゃあ最初飛び込んで1かきめすかってなっちゃう
23:35でも0.05秒ベストだ
23:37残念な結果でしたが自己ベストを更新したカノンさん
23:43まだまだ成長が期待できそう
23:48来年はしっかりと板杯に出場して個人でも
23:53JOに出場できるように練習頑張りたいと思います
23:56また来年高校2年生になるので
23:59英検1級を取るのと他の勉強も頑張りたいと思います
24:05東京女学館が名門校たるゆえ
24:09それは主体的に学び夢を追いかけられる環境にありました
24:15東京世田谷区の三田国際科学学園中学校高等学校
24:22およそ3人に1人が海外の大学へ進学
24:27一体どんな授業が静かに飛ぶことができるドローンを研究している生徒に密着
24:36果たして研究はうまくいくのか?