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00:00I
00:30今日、母の日
00:32プレゼントにバラを選んだ人もいるだろう
00:37色や姿、形も様々な中で
00:44今、静かな人気を呼んでいるのが和バラ
00:48日本らしさや調和への思いを込めた命名だ
00:54お母さんの誕生日が来たから
01:00可愛いから、多分喜ぶとも
01:03和バラって茎もしっかりしてて
01:07花びらもしっかりしてて強いイメージなんですけど
01:10和バラは結構柔らかい底に光るんです
01:14どこかしとやかな和バラたち
01:19花やぎを競う洋バラと違って
01:22色合いが淡く、花びらに艶を覗かせるものもある
01:27母の日のブーケはたちまち完売だった
01:36和バラはすべてこのハウスで
01:43一人の男に育てられている
01:45国枝刑事はバラの品種を生み続ける育種家
02:13個性の異なるバラを掛け合わせ
02:20新たなバラを作ることに
02:23繁盛を捧げてきた
02:24これまで世に送った品種は
02:29実に100を超える
02:31マサコ様ご成婚の折には
02:37自作のプリンセスマサコを献上したこともあった
02:41彼のアトリエともいえるハウスには
02:48無数の和バラが咲いている
02:51この花の名前がミサキって言うんですけども
02:58花びらが100枚あるんですね
03:00美しく咲くって
03:03この花のことを言うんやなと思って
03:05ミサキちゃんですよ
03:07寝ても覚めても
03:12まだ見ぬバラを追い求める日々
03:15目指しているのはバラらしくないバラで
03:23皆さんのイメージはこれだと思うんですよ
03:27私の中での目指すバラというのは
03:31こういうバラなんですね
03:33綺麗なバラ作りたないですもん
03:36かわいいバラを作りた
03:38かわいいですよ
03:43本物かわいい
03:44そしてまた
03:47新たな和バラが芽吹こうとしていた
03:51かわいいですね
03:52去年12月
03:59国枝の仕事は午前7時に始まる
04:09そこは琵琶湖のほとり
04:24ローズファームケージは
04:28バラの品種開発に特化した
04:30夢のゆりかごだ
04:32温度や湿度など
04:37バラの生育に最適化したハウスなので
04:401年を通して出荷できる
04:42朝一番の仕事は
04:50霧花の収穫だった
04:52この時間帯のバラは
05:04水分を多くため込んでいる
05:06だから
05:07持ちもいい
05:08花たちの声なき声に耳を澄ますのも
05:24毎朝のこと
05:25バラって植物ですから
05:31喋らないじゃないですか
05:32お腹が難すぎたとかね
05:35基本はバラの葉っぱを触るっていうことを
05:40こうやったりとか
05:42バラの栄養状態っていうか
05:44葉っぱの厚さとかね
05:46触って
05:47まだ呼吸してるなとか
05:50ちょっとこれはしんどいそうやなとか
05:53そういうことを感じるようですね
05:56この日はざっと700本を摘み取り
06:02出荷準備
06:037度に保たれた冷蔵室で
06:11発送の間際まで
06:13さらに水を吸わせた
06:15ランチは大ぶりのおにぎり一つ
06:29食事に時間をかけるくらいなら
06:38バラと向き合う時間を増やしたいらしい
06:41総勢18人が出荷作業に就いていた
06:47妻 初見さんも大笑わ
06:53夏の猛暑が長引き
07:16掻き入れ時の収穫が3割ほど減っていた
07:20あと今日ちょっとだけ
07:24これは何の役にも立たない
07:30ちょっとおいしいって言いましょう
07:35ある午後のこと
07:41国枝が品種作りの実際を見せてくれた
07:48取りたてのおしべを入れていくと
07:55ここで花粉を荒野に湧いてくるっていう
07:58おしべを30度の高温にさらすと
08:04花粉が出る
08:06その花粉を別のバラのめしべに受粉させる掛け合わせ
08:14花粉は色を受粉させる花は形を決める要素になるという
08:20あ、忘れてきた
08:23ちょっとすいません
08:25メガネと老眼鏡がいるんですよ
08:31はい、すいません
08:35私に必要なのは老眼鏡とピンセットと筆
08:41これだけあれば交配ができます
08:48これがおしべですから
08:51おしべは取ります
08:54たとえ狙うイメージがあっても
09:01バラの遺伝子は複雑を極める
09:04思うような品種はそうたやすくは生まれない
09:09だから途方もない試行錯誤の繰り返し
09:13ワバラの原点となる理想のバラにたどり着くまで
09:20なんと25年を要した
09:25色や形のみならず
09:30求められる花持ちの良さも遺伝子に左右される
09:35これなんかはめちゃくちゃ綺麗です
09:41香りもすごいんですよ
09:43まあ普通OKなんですけど
09:46この花香りが強い分早く散ってしまうので
09:50壁に刺してもう2、3日で散ってしまうので
09:53それでは切り花の価値がないので
09:56この花は没になってしまうっていう
09:59はい、こんなのがほとんどなんですね
10:03ほとんど
10:05ほとんど
10:06土壌の改良にも心を砕いてきた
10:16はい、すいません
10:22足を運んだのは地元の畜産農家
10:26ここで手に入るお宝が土壌作りには欠かせない
10:32これが青海牛です
10:37うちは牛が寝てるこの寝床のこの
10:42これを堆肥をいつも入れてるんですけどね
10:45購入した堆肥はトラックで自ら運び込む
10:53よっしゃ
10:58微生物多く含み、マグネシウムなど
11:02バラが好む栄養素がたっぷり含まれている
11:05ここだけやるわ
11:10化学肥料はほとんど使わない
11:18ふんだんに堆肥を敷いた土壌を用意して
11:21バラが自力で養分を吸収するように
11:26うわぁ、雨水がいた
11:33うずそう
11:35生まれは1956年
11:39父が営むバラ農園で少年時代から花に親しんだ
11:45家業を継ぎ、26歳で海外研修を経験
11:52育種の世界に衝撃を受ける
11:57以来、取り憑かれたように育種を学び
12:01バラの品種改良に取り組んできた
12:06その歩みを記録してきたノートは
12:16優に20冊を超える
12:19ここがもうスタートじゃないですか
12:242003年1月1日からスタートなんですよ
12:29ただまあ、女房と2人で
12:33本間にやり始めた
12:39数え切れない失敗と
12:42ほんの一握りの成功
12:462006年、農林水産省に認定された手まりに始まり
12:5280種以上のワバラを生んできた
12:56それでも、と国枝は言う
13:01まだですね、まだまだ
13:03こっちもどうしたらいいかな、なんでかなって考える
13:08できたらなんでできたかっていうことを考えなあかんし
13:12ちゃんとできるようになったら考えんでいいから
13:15もうその時は先ほどそれが終わりかな
13:17やっぱり考えてる間が楽しいかもわかんない
13:20うん
13:21うん
13:23この時も
13:28バラはまた謎を突きつけてきた
13:32これがバラの種なんですね
13:36でこれを
13:37今回の種は
13:40以前作ったこの白い奏を親にして
13:44より花びらの多い品種を目指すもの
13:48ところが
13:49ところが
13:50ところが
13:51今年にまいた谷は発芽がゼロなんです
13:56ゼロ?
13:57ゼロなんです、全然発芽してきてないんです
14:003週間前にまいたんですけど、今までゼロっていうのを励めてます
14:06品種への挑戦を増やそうとこれまで年に一度だった交配と種まきを時期をずらして2度にしてみた。だが2度目の種が一向に発芽しない。
14:25ちょっとショックですね。うん、だいぶショックでした。
14:34年が明け、今年元旦。
14:46おはようございます。おはようございます。今年おはようございます。
14:51早いですね。早いです。さっき行ったところですよ。ほんとですか。うん。
14:55ファームの運営を支えている長男のケニイチさんは、和原のブランド化を推し進めた立役者。
15:10年に1回ぐらいしか入らないこのまま切りをしております。
15:14お正月に人があんまり、ね、どうしても少ないので。うん。
15:20かつては東京で会社勤めをしていたが、18年前から職人肌の父には増えてな、広報活動などを助けてきた。
15:36おかげで今や和原は世界8カ国で生産・販売されている。
15:45僕のイメージには、この花切りとかって、こんなに時間をかけてやるものじゃないと思うんで、
15:56人数をかけてバッとやったらいいんちゃうって僕は思うんですけど。
16:00知恵屋とはそこが意見が合ってないかもしれないですね。
16:05僕はもっと人数をかけて30分なら30分とか、この時間をかけずにパッと終わらせた方がいいんじゃないかなと思っている。
16:17意見の相違はあるが、健一さんなしに今はない。
16:24息子はまだ若いからやっぱり攻めようとするじゃないですか。
16:30でも私はこの年になるとやっぱり守るっていうか、
16:36何かあまり無理をせんとやっていけたらいいかなって思うようになってきて。
16:45息子のやってることは大丈夫かいなといつも思ってるんです。
16:52キッチンカーですね。
16:55キッチンカーを買ってやるとか言ってるんですよ。
16:59そんなにせんでええのになと思って。
17:02例年、新たな品種を発表している。
17:09今年は5種。
17:12いずれも3年から5年をかけた老作だ。
17:17つぼみこれですからね。
17:22このつぼみから少しずつ色が抜けてきて、最後満開になったときになったので。
17:30例えば、つぼみのピンクが絵も言われぬグラデーションに化ける花。
17:42あるいは白い花弁をほのかな紫に染める花。
17:49それぞれの名前はこのところ息子任せだという。
17:59息子は頼れるパートナーなのだ。
18:18息子は頼れるパートナーなのだ。
18:25これはスタンダードですか?
18:26スタンダード。
18:28まあ、駐輪やな。
18:30こういうところは、まあ、これはちょっと大きいけど。
18:34もうちょっと経過を見て、考えて。
18:37まあまあ、ええ名前を考えてくれます。
18:43いつも、柔和な国枝だが、この日、ひときわ目尻を下げていた。
18:50発芽したいの。
18:59これですね。
19:07ありがたい。よかった。
19:09ほっとしましたね。
19:12想定よりひと月以上も遅れて、あの種が発芽した。
19:19ねえ、植物って難しいでしょ。
19:23うん。
19:24ちょっとした処理の仕方で、もう全然違う。
19:28うん。
19:29うん。
19:30そうなんです。これから楽しみです。
19:34はい。
19:40車を向けたのは、かめてから一度訪ねたかったフラワーショップ。
19:46お父さんのこと待ってますよ。
19:49こんにちは。すいません。いつもありがとうございます。
19:52どうでもないお忙しいので、こちら。
19:54いいえ、いいえ、いいえ。
19:55いいえ、いいえ。
19:56じゃあ、ちょっとだけお邪魔します。
19:57はい、行きましょう。
19:58店主夫婦は、国枝の和原に惚れ込み、わざわざ滋賀に店を作ったそうだ。
20:03ありがとうございます。
20:05週に一度は、ファームに仕入れに来てくれる。
20:10お客様にもいつも、和原は今日ありますか?
20:17はい。
20:18聞かれますか?
20:19店のうちでやってきて。
20:20そうです。
20:22根強い人気を行っています。
20:24今日もそうでした。
20:25こんにちは。
20:26偶然、そこに和原ファーム。
20:31派手っていうよりも、日本人らしい感じ。
20:35おっしゃる通りで、そういうバラが作りたかったので。
20:39伝わってました?
20:40はい。
20:41そんな感じだと思って。
20:43でも、会いたい方に会えるなんていうと、引き寄せたなと。
20:47そんなことないですよ。
20:49こんな優しい感じの方だったんだと思って。
20:55いやいや。
20:56嬉しいな。
20:58嬉しいですね。
21:06この苗植えしますわ。
21:10これ、サシ。
21:12ハウスで働くスタッフ総出の苗植え。
21:17左で。
21:18まだ慣れないものも多かった。
21:24そんで、そんで。
21:25あ、そんでいる。
21:29切り口を自分の方に向けて。
21:33はい。
21:38水やってくれるか。
21:40幼い頃から、遊び場は父のバラ農園。
21:48栽培のいろはを教えるのは面倒だが、国枝も、もう若くはないのだ。
21:55あっちがわのやつも、全部水やっといて。
22:00そう、水やっとけたね。
22:03さっき自分のそういうことやってから、水やりは怒って。
22:07いつやるの、今でしょうよ。
22:08はっはっはっはっはっはっは。
22:13人にもバラにも、等しく愛情を。
22:18But then, one of the new yellow.
22:24It's a new one.
22:28It's a new one.
22:33It's a new one.
22:37It's a new two three, four, five.
22:38It's a new one, which was the new one.
22:42The flower is the unreal of the yellow.
22:46This is a dream.
22:47I don't know how to make it.
22:53It's really fun.
22:55It's fun.
22:57It's fun.
22:59It's fun.
23:03It's fun.
23:05It's fun.
23:07It's fun.
23:09It's fun.
23:19It's fun.
23:23I want to do it before I die.
23:26It's fun.
23:29It's fun.
23:34I want to do it.
23:40This is fun.
23:42The Golden Week,
23:43親子はファームでイベントを主催した.
23:46It's fun.
23:49It's fun.
23:51It's fun.
23:53It's fun.
23:55It's fun.
23:59It's fun.
24:01It's fun.
24:03育児家国枝啓治は育てるバラに似て可愛らしかった。
24:12育てる。
24:13育てる。
24:14頑張ってね。
24:16可愛かった。
24:17可愛かった。
24:18ママ地図長。
24:19いやいや、ひょっとするとバラの方が国枝に似るのかもしれない。
24:28次回の情熱大陸は恐竜カルタ選手河瀬正義。
24:33三大タイトルを制した無敵の男に何が?
24:38最強になってしまったらおしまいじゃないかな。
24:40やっぱ負ける方が楽しいなって思うんですよね。
24:42最強になってしまったと思うんですよね。
24:49前日が結構多いですよね。
24:51だいぶ多い。
24:52やっぱり。
24:542-7カメラ Bedけれどくらいな賢い nurseトーラスみたいなコピーカー。
24:59作曲が組み付けたんですけど
25:07交換 Member, awesome!
25:10作曲が手を作り続けたらぁん、
25:13エンジン 豚奢明店、