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00:00酒場という聖地へ酒を求め魚を求めさまよう吉田瑠衣の酒場放浪記
00:16吉田瑠衣です今日はなんとね東京の奥座敷中の奥座敷大梅にやってまいりました大梅ねこの駅舎大梅駅と書いてありますがもう100以上経ってんのかな
00:43ということで町の雰囲気は思いっきり昭和なんですよタイムスリップしたような錯覚に皆さんもね一緒に入っていきましょうねでは行ってまいります
01:03新宿から電車で1時間ちょっと大梅丘陵と玉川に挟まれ宿場町として発展した大梅
01:10平成6年頃から昭和をテーマに町おこしが行われ映画看板が商店街に掲げられた
01:19吉田さんレトロな街を散策することに
01:24いやーなんかやっぱり空気が違いますね
01:29えーこんにちは
01:32えーいやー
01:36路地へ迷い込むとこれは上にいるのがサメのような気もするけど似合うんすよなるほどあ映画のね看板がねここ有名ですからね歩いても楽しくなりますもんね歩いててもね大通り出ましたが
02:03ニャジラの看板があります
02:11ゴジラならぬニャジラ この看板結構大きいぞ
02:17さらに
02:19いやーこれ猫たちの沈黙というね
02:25ニャニーフォスターとかね
02:29いやーニャソニーホプキンスとかね
02:33本当に猫の街になっちゃってますね
02:36あーなんか昭和幻灯観というのもあるんですね
02:41ここにも猫が
02:44あーこんにちは
02:46街に猫の看板があふれている理由を聞いてみましょう
02:50なんかあの猫の看板がすごく増えたんですね
02:56あの台風でダメになっちゃいまして映画看板が
03:00それでその次の年にそれを描いてた方もなくなっちゃったんです
03:06それでもう映画看板はできないっていうので
03:10令和元年映画看板に変わり
03:14猫をモチーフにした映画のパロディ看板が掲げられ始めた
03:19青梅は養産が盛んで繊維の街だったため
03:23ネズミ対策で猫が多く飼われていたことから
03:26猫にあやかったそう
03:28俺の猫のジオラマ作家
03:30そうなんです
03:31あっ
03:32あっ
03:33全部猫なんだ
03:34スイーツです
03:35うわー
03:36こちらはプロのジオラマ作家が制作した猫の商店街
03:43これはもうあったらね確実に入りますねこの店には
03:51まず猫正宗缶酒でお願いしますかねこれはね
03:57いやいいね
03:59さあこちらは人間の酒場へと参りましょう
04:04いや電車が見えてますね
04:09駅がいかに近いかということなんですが
04:12あっ
04:14なんか
04:15続々とお客さんが入ってる感じもするけど
04:19今日目指したのはこの沖縄なんですね
04:23ノレンもね上のチョウチも昭和の雰囲気そのままですね
04:29ということでお邪魔してみましょう
04:34こんにちは
04:35いらっしゃいませ
04:38ようこそ
04:39どうも
04:40どうも
04:41えっと
04:42僕はここ
04:43駅の改札を出て100メートル
04:46沖縄創業108年
04:49一緒に働いていたご主人を亡くし店を引き継いだおかみ
04:56次女の園美さん
04:58そして三女の水名さんがお母さんを支えている
05:02調理は水名さんの知り合いだった畑野さんが担当する
05:08はいじゃあお飲むの何としてご紹介
05:11はい
05:12えーとの
05:13なんとこれは焼酎お湯割りです
05:15お湯割り
05:16いや僕もじゃあ焼酎のお湯割りで
05:18まずは赤霧島のお湯割りから始める
05:22ちょっと暑かい
05:34すいません
05:36うちも孫がルイ君がいるもんですから
05:39吉田さん
05:40そうなんだ
05:41吉田さんお待たせしました
05:42お嬉しいですね
05:43失礼します
05:44え、ルイ君も?
05:45はい、ルイです
05:46ルイって言います
05:47はい
05:48いやいやいや
05:49なんか他人の気がしないね
05:50そうですね
05:51結構前から一緒だった
05:53今回おじいちゃんみたいな感じがする
05:54はいはいはいはい
05:55いやいや
05:56これも光栄です
05:57よろしくお願いします
05:58いやこちらこそお世話になります
05:59よろしくお願いします
06:00よろしくお願いします
06:01忙しい時は水名さんの息子さんたちが手伝う
06:06お通しはお上が作った素朴な煮物
06:16田舎の味を思い出してます子供の頃の
06:20創業当時からのメニューは焼き鳥
06:24そして本日のおすすめが並ぶ
06:30焼き鳥から行くのが一番おそどくさ
06:33ここは基本焼き鳥
06:34分かりました
06:35分かりました
06:36分かりました
06:37いやでもこう焼き鳥は相当もう慣れてるんですか
06:40そうですね
06:41ちっちゃい頃から手伝わされてたのに
06:44あぁそうか
06:46あとねお客様がこの辺の山菜物を取ってくれって
06:51よく持ってきてくれるんですよ
06:53それが少し用意してありますから
06:55お召しになりますのでお召し上がりますので
06:57じゃあいただきますそれぜひ
06:59じゃあこれが山菜になります
07:01うわぁ
07:03のびるにわらび
07:04とれたての山菜はおひたしで
07:07あれがいいですね
07:09あぁはいはいはい
07:10多めといえばね
07:12もちろん沢の井
07:14せっかくなのでこれが
07:15あぁ
07:17はい
07:18この時期限定の春酒を一杯ご馳走になる
07:21ありがとうございます
07:22うわぁ
07:26非常に清らかな水の甘みが感じられます
07:30それでもカーッとこう切れてきますね
07:34辛口ですねこれは
07:40こちら失礼します
07:41はい
07:42おチョコ一杯じゃ足りないよね
07:45大好物なのびる
07:57春の山菜の苦味がたっぷり残ってまして
08:02苦味を春の雪で流し込む
08:06うわぁ
08:08うわぁ
08:09この山菜はこの近くですね
08:11そうです多めです
08:12あぁ
08:13大ちゃん
08:14取って来られたという
08:16はい
08:17あのー
08:18おいしいじゃないですかこれは
08:19おいしいな
08:20おいしいな
08:21うわぁ
08:22あぁ
08:23じゃあもう
08:24お趣味で
08:25あのー
08:26家の周りを散歩すると
08:27この山菜が
08:28そうです
08:29どうか
08:30山菜を味わっている間に焼き鳥が焼き上がる
08:35創業以来継ぎ足しのタレは沖縄の歴史そのもの
08:40はいどうぞ
08:41あぁ
08:42これありまいさんで出番が
08:44すべての串にネギを挟んでいるのが沖縄流
08:48これタレも濃厚なんだけど味はあっさりしてますね
09:01どんなところが魅力なんでしょうかね
09:04醤油のまま残っているガラパゴス居酒屋
09:09っていう感じですけどね
09:12あっ
09:13なんか女性の方も結構
09:16お店の魅力はね
09:21ママさんがいつもね
09:23酔っ払ってもね
09:24歓迎してくれる
09:26本当にこう家庭的なね
09:30この雰囲気がやっぱり一番なんですよね
09:36お母さん何か持ってきたぞ
09:38これもね先ほどの方がさっき取ってきて
09:41自分の家の山で
09:43大きいね
09:44大きいもう大きくなっちゃうんですよ
09:46これ栽培してるんですか
09:48いや自然に入ってきちゃう
09:50自然に生えるの?
09:51金を植えといた
09:53それがもう出なくなって
09:55すぽっちゃった木からまた生える
09:57また出る?
09:58そう
10:00勝手に生えてきた原木椎茸は
10:02シンプルに酒とバターで
10:04続いても沢の井
10:08常温でいただく
10:11奥多摩の有水で仕込まれた普通酒
10:14地元で地元の酒を飲む
10:16これに尽きるよね
10:18これね甘みと酸味が残ってまして
10:30フルーティーという形でね
10:32これを完結されても
10:34失礼します
10:36こちらが椎茸のバター焼きです
10:38うわー
10:40旨味の詰まった椎茸のバター焼き
10:44美味しいに決まってるよね
10:46もう
10:48プルンプルンですね
11:02お世話ですね
11:04この椎茸って当然
11:06まあね山のもんなんだけど
11:08なんかこういう風にバターで炒めると
11:12ちょっとしたら
11:14味噌で取れた
11:16なんか海の中で
11:20栄養いっぱい詰めた
11:22食べ物かなと思うような感じです
11:24アワビを食べているみたいってことか?
11:28これやっぱこのお店は最初から
11:32普通にあって
11:35でもう
11:37その
11:39昔は
11:41芸者さんやなんかも
11:43そこに来てた時代もあるわけでしょ?
11:45この前の通りも芸者さんがね
11:47歩いてたり
11:49それから箱屋さんがね
11:51ちょろちょろ歩いてたりして
11:53もう一度戻りたいですね
11:55あの時代
11:57そうですよね
11:59平成?
12:01令和?
12:03この酒場の今は
12:05昭和100年だよ
12:07昭和がずっと続いてる
12:11はーいどうもー
12:13はーい
12:17いやー
12:21沖縄
12:23なんかもう
12:25昭和レトロがそのまま残ってまして
12:29花町もあったという
12:31その名残でしょうね
12:33この華やかさ
12:35ということでね
12:37まだまだ残ってるんで
12:39少し探して帰ろうと思います
12:41では行ってまいります
12:43伸びる空都外れの老酒場
12:51帰る場所はここだなぁ
12:59きっと
13:01くれこの夜に
13:15大雨が好きな
13:17今日は
13:19片栗です
13:21私は
13:23あなたは
13:25本当に