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00:00去年11月
00:04気温30度を超える灼熱のドバイに
00:10緊張した面持ちの財務省の官僚がいました
00:15海外の投資家たちに日本国債を新たに保有してもらおうと売り込んでいたのです
00:30日本のエコノミーが、通from到今 biziの美人��で核やkö Sprỗとして取り出させたい
00:40日本のエコノミーについてが知りたいと思います
00:52日本のエコノミーの高価については рロークスです
00:58To join the judges market.
01:05The world's capital and nationalism it is now the world's capital and the world's capital and its global capital.
01:17The world's capital and the world's capital and its capital.
01:23For the past, Japan was experienced as a miracle, and it was called the economy of the economy, and it was called the economy of the economy, and it was called the economy of the economy.
01:34However, when the globalism comes to the age of the world, Japan has gradually lost the power of the world, and the progress of the progress of the world.
01:44困難な時代の中で日本人はどのような理想を掲げ課題を克服しようとしてきたのかそのまだ報われていない苦闘の中にこそ私たちが託すべき未来があります
02:02シリーズ第1回は日本国際を巡る知られざる現場にカメラを入れました私たちが享受するさまざまな公共サービス税収とともにこれを支えているのが国際です
02:31今国際の発行残高はおよそ1100兆円年間の発行額は5年前に200兆円を超えて以降高い水準で推移しています
03:01こうした中去年最大の買い手であった日本銀行が国債の買い入れを減らす方針を発表新たな局面に入っています
03:16失礼します今回私たちは国際発行の最前線に立つチームに半年間密着しました
03:27結構厳しい見通しが示されたりなどしておりまして非常に多く受け止めなければいけないな
03:39一方で暮らしが一向に良くならないのは経済財政の運営が間違っているからだとして財務省に厳しい視線が向けられています
03:57日本国際を巡る苦闘この国の未来を見つめていきます
04:21普段カメラが入ることのない財務省の一室
04:269月ここで国家運営に欠かせないある計画が動き始めていました
04:34一番左のところが国債のものになっておりまして
04:42理財局国債企画課の大滝幸雄課長補佐です
04:49国債発行の実務を担っています
04:53国債は国が発行する債券です
04:59証券会社や銀行などの機関投資家に売って財政運営に必要な資金を調達しています
05:08国の借金とも言われています
05:231年間で国債発行をして資金調達をする必要額が182兆円と
05:28大滝さんが指揮していたのは令和7年度の国債発行計画の策定です
05:38その前の年度の国の当初予算は112兆円でした
05:51このおよそ7割は税収など残りのおよそ3割35兆円余りを賄っているのが国債です
06:04実は1年間に発行される国債はこの35兆円だけではありません
06:12返済期限を迎えた国債のうち一部を返し
06:16残りはもう一度国債を発行して資金調達する必要があるからです
06:25そのため令和6年度に発行される国債はおよそ182兆円に上りました
06:33国債発行計画
06:40それは国債を安定的に発行し国家財政に必要な資金を調達するための大方針なのです
06:51国債市場というものが安定的にちゃんと持続可能な姿で続いていくように
06:57それは何のためにやるかというとしっかり日本の国民生活が成り立つように
07:03当然たくさんのなんていうか超えなければいけない課題っていうのが
07:09おそらくどんどん出てくると思いますので
07:11そういったものをうまく格闘して乗り越えていければなと思っています
07:189月下旬
07:25大滝さんは長野県の地方銀行に自ら足を運んでいました
07:32国債を購入する基幹投資家の動向を探り
07:4212月にまとめる発行計画に反映させるためです
08:01基幹投資家にとって国債は数ある金融商品の一つです
08:07利益とリスクを天秤にかけて投資の判断をしています
08:16今後の見通しについてはどのような範囲の考えになられるか
08:20そうですね
08:21本当にざっくりなんですが
08:23有価証券運用が3兆円弱ぐらいありまして
08:282兆6、7千億ぐらいですかね
08:31国債が今どのくらいでおける
08:348千億から9千億ぐらいですかね
08:37国債には8千億円ほど投資しているというこの地方銀行
08:46しかし今後の購入に話が及ぶと言葉を濁しました
08:51今日銀の利上げ
09:01見通しが高いものですから
09:04またこの冬ですとかそれ以降に
09:06最低もう1回ぐらいは利上げしてくるのではないかというふうに
09:10私ども見てますので
09:11そうなってくるとそこではちょっと投資はしづらいかな
09:18地方銀行の担当部長が慎重な態度を示したのは
09:23日本国債をめぐる環境が大きく変化したからでした
09:27去年3月17年ぶりに日銀が政策金利を引き上げ
09:41日本は再び金利のある世界になり
09:48さまざまな金利が上昇する局面に入ったのです
09:52国債は金利が上がれば価格が下がる関係にあります
09:57基幹投資家たちの間には
10:01今国債を購入すると
10:03今後市場での価格が下がるという懸念が広がっていたのです
10:08もう一つ大滝さんたちが直面していたのは
10:16最大の買い手である日銀が
10:19国債の買い入れを減らす方針を掲げたことでした
10:22日銀は去年6月末時点で
10:31国債発行残高のうちの半分以上
10:35およそ565兆円分を保有していました
10:39しかし来年3月には
10:42保有額が7%から8%程度減少するとしたのです
10:47この日訪れた金沢の地方銀行では
10:54運用責任者から
10:57国内の金融機関で国債を引き受けることには
11:01限度があると告げられました
11:02このタイミングが相場というような感じです
11:06日銀が500兆国債を持っています
11:12それを市場に今月からですか
11:16少しずつ放出していきます
11:19多分金融機関で引き受けられる量って200兆ぐらい
11:23どういうようなものがベストミックスというような
11:29お考えがあるのかなというのが
11:33極めて重要なご質問をいただいてしまったんですけれども
11:38まさにそこをどうやって埋めていくかっていうのが
11:42我々のまさに今のされている課題だと思っておりまして
11:46今大滝さんたちは
11:51国債をめぐる歴史的な局面に立たされているのです
11:57年末に本当に幸せな形で
12:05作成を迎えられるかどうかっていうのは
12:09毎晩悩ましくは思っているところではありますね
12:16毎年巨額の国債を安定的に発行することを求められている
12:25財務省の官僚たち
12:28国債の入札は職員の立ち入りも厳しく制限されている
12:42この部屋で行われています
12:54発行から召喚日まで
12:57最短2ヶ月から最長40年のものまである国債
13:01この日行われていた入札は
13:1710年ものの国債1.9兆円分
13:21金利が上昇し国債の価格が下がる中での入札でした
13:25長年ミスター日本国債と呼ばれ
13:32理財局長を最後に2年前に退官した斉藤道夫さんです
13:38実務を担っていた当時も
13:42巨額の国債を安定的に発行することは
13:44決して容易ではなかったといいます
13:50買い手がつくだろうという感覚はある
13:54もちろんつもりではいるんですけれども
13:56ただそうは言っても実際に
13:58その札がどういう風に入っているのかっていうのを
14:02開く瞬間っていうのは
14:04本当に発行額にちゃんと足りるだけ
14:08札が集まっているだろうかっていう
14:10そこの緊張感っていうのは何回やっても
14:14消えることはなかったですね
14:19ひたすらマテンローズ
14:25スケールの積み重ね
14:2811月
14:34国際企画課の官僚が
14:36日本国債への投資を呼び込むために訪れていたのは
14:40中東でした
14:42矢野智文課長補佐です
14:45面談の相手は世界中の株や債権を運用する
14:54基幹投資家たち
14:55国内の金融機関に加え
15:07財務省は海外勢の呼び込みにも力を入れる方針を打ち出しています
15:12一方でそれは
15:18日本国債が海外市場の厳しい目にさらされることを意味します
15:25交渉の末、面談の現場にカメラが入りました
15:31まず訪れたのは
15:43潤沢なオイルマネーを元でに運用を行っている
15:47ドバイの投資会社
15:50これまで日本国債に投資を行った実績はありません
16:01日本国債の財務省は
16:05日本国債権の経済に向けた
16:10ということで日本国債権の経済を行っている
16:11日本国債権の経済は
16:13日本国債権の経済に向けたのです
16:15日本国債権の経済に向けた後の経済が
16:19変化されます
16:21日本国債権の経済に向けたのです
16:24世界中の経済を伝えたのです
16:27これはどんな機会は
16:29which is something for us to think about quite deeply
16:32国際はその国の信用を反映しています
16:39投資家たちが最初に質問したのは
16:43日本の政治家の財政への姿勢でした
16:59これを話しています
17:03これは前に、日本の党の党の党の党が対策を考えます
17:06それが一つの党の党の党を選ばれたのが
17:10日本党の党の党の党の党が変わったのです
17:14これは非常に難しい問題です
17:18これは少し難しい問題です
17:22Yeah, so, but I think, you know, so, every party, you know, shared understanding of, you know, our first priority is, you know, getting out of the deflation.
17:34In JGB is how frequently are you issuing?
17:36Yeah, yeah, absolutely, you know.
17:39And is there a, what's the target rate of inflation? Because I think particularly this chart is very...
17:45日銀が国債の保有額を減らす方針を打ち出す中、安定発行を模索する国債企画家の官僚たち。
18:15Yeah, is that to look for, you know, stable JGB holder, other than Bangor Japan.
18:21You don't have a target for foreign emission?
18:23Ah, no, no, we don't have any specific targets, yeah.
18:26We try to, you know, encourage the investor to, you know, join in the JGB market.
18:33So, what's this?
18:35What's this, right?
18:39Are you sure there's a business life?
18:41I was gonna say, you know, I'milation.
18:47Otherwise, you have companies from souvent, too.
18:52Where am I depending on whether they want to this in Japan's power?
18:56How many things that areお-
19:04何度も指摘されました。
19:11日本国債を保有することは将来リスクにならないのか。
19:17投資家たちに日本の財政の持続可能性を繰り返し問われたのです。
19:34日本のGDPに対する債務残高の割合は世界の中でも突出して高く。
20:04将来国債の信用にも影響するという指摘もあります。
20:121990年代後半まで最上位の評価だった日本国債の格付けは今や上から5番目となっているものもあります。
20:24G7ではイタリアに次いで低い評価です。
20:34日本の財政の高価に対する債務残高の割合に対する債務残高の割合があります。
20:44財政の高価に対する債務残高の割合に対する債務残高の割合に対する債務残高の割合に対する債務残高の割合があります。
20:54財政の高価に対する債務残高の割合が、
21:04財政の高価に対する債務残高の割合があります。
21:10earlier, there are a lot of favourable factors to support such a public finance structure
21:17in the scale of the assets of the companies and the household sectors.
21:23And of course, plus I explained later, the majority of our data spending has been held
21:35by the domestic factors.
21:37国債を安定的に発行していくために、矢野さんたちは、日本の健全性をアピールし続けました。
21:55We've got a favor and a favor.
21:57We've got a favor and a favor.
21:59We've got to work this way.
22:03We've got to work this way.
22:05And for sure, we'll see more than you have to look at our economy.
22:09We'll see you in the future.
22:11We'll see you in the next couple.
22:25In the past few years, the country's country has been in the history of the history of the country.
22:48The most powerful venture to become an Mister-Kochemite jet.
22:58ьюしぎんは、大量の国債を市場から買い入れ、市場に大量のマネーを供給。
23:04長引くデフレからの脱却を目指す二次元の緩和政策が行われました。
23:15He's told that he was Jude.
23:20He's now surprised that he knew how he came.
23:28He told me that he turned out that I could say that he could do anything and that I did.
23:35So, and it was a goal, I was able to let the金融 .
23:44I think we should be able to do it as a way to do it.
23:48So, 2013, in May, we have the same thing.
23:57At the time, the government is a private sector.
24:04He is a private sector.
24:07He is a private sector.
24:10He is a private sector.
24:14We were very pleased to be able to improve the economy.
24:19And that was a big change in the economy.
24:26In 2014, we were able to pay for the economy of 5-8% to the economy.
24:35That's what we can do with the economic situation in the context of the economic situation,
24:39such as an easy-to-one climate change in the past.
24:48However, the economic growth of the economic economy has been a long time ago.
24:53It has been a long time for 10 years.
24:56日銀が国債を大量に買い入れることで長期金利を0%程度に抑え込む仕組みを導入し金融緩和のアクセルを踏み続けました。
25:20銀行や証券会社からは市場の原理を歪めてしまうのではないかという懸念の声が上がっていました。
25:50市場に公的機関が介入して非常原理を曲げるという、これはあっていいんだろうかというのは非常に強く思いましたし、
26:06政府にすれば日本銀行がこれだけ買ってくれるんだから国債の発行は非常に簡単になる。
26:13国債発行をめぐって想定外だったのはコロナ禍、そしてウクライナ侵攻による世界的な物価高でした。
26:33景気対策などで必要な予算が膨らみ、特にコロナ対応にあたった2020年度の国債発行額は過去最大のおよそ257兆円に上り、その後も高止まりしています。
26:54結果的に国債化って金利が下がったのは事実だから、そういう意味では間接的に影響を与えたのは事実。
27:04政府の財政がしやすくなるのは事実だけども、予算を決定する政府と国会がきちっとやっていくことなんじゃないかと思います。
27:13その後、事務方トップの事務次官を務め、2014年に退官した木下さん。
27:25結果として財政規律が緩み、国債の大量発行につながったという指摘をどう受け止めているのか。
27:33やっぱり政治の世界で金利がゼロなんだから、どんどん国債出して財政出動すればいいじゃないかという意見がよくありましたね。
27:46ああいうのを聞いた時に、これはやっぱりそういうデメリットが出始めているなというふうには、私はその時は役人ではないですけども、そういう感じはしました。
27:58こんなことは長く続かないよという気もしましたし。
28:07この10年余りで、日銀の国債の保有割合は大きく増えました。
28:15その方針が変わる中で、国債をどう発行していくのか。
28:21日本は難しい舵取りを迫られています。
28:28再び金利のある世界を迎えた日本。
28:44日本国債は今、さらなる課題に直面しています。
28:48国債は、召喚日までに元本とともに金利を払う必要があります。
29:08金利が上がれば、その分、国の支払いは増えることになります。
29:12財務省の中で、予算編成を担っている主計局。
29:23国債の発行額の大枠も決めています。
29:25主計局で、財政運営の中長期的な指針を立てている、調査課の片山健太郎課長です。
29:45金利の話、それから利払い費の話が出たわけだけど、
29:49利払い費の増加が予算全体に与える影響について分析しています。
29:54マーケットからの信任なんかもあるし、それの一番分かりやすい例として格付け。
30:00どうですか?マーケットの反応は?
30:05日銀が利上げをした直後というタイミングでもありますので、
30:08そういう意味では利払い費のところの影響というのは、
30:11注目を浴びているかなという印象はあります。
30:14片山さんたちは、2028年度には利払い費が今の1.5倍に当たるおよそ16兆円に膨らむと試算。
30:27予算を圧迫すれば、社会保障など重要政策への支出が制限される可能性があると分析していました。
30:46日本の利払い費の行方は海外からも注目されています。
30:51この日、片山さんは、面談を申し込まれたアメリカのヘッジファンドの運用責任者と対面していました。
31:03匿名を条件に取材しました。
31:05ヘッジファンド側からは、今後の利払い費をめぐる財政当局の認識について問われました。
31:17日本の利払い費は、、 目に渡して、 目に渡して、
31:22利払い費するとなりますが、
31:26日本の利払い費を持っている。
31:29私は、私は、当時の利払い費を検索していました。
31:31私は、事前に借金を渡すために、
31:31私は、資金を渡すために、
31:34イメージの支援に入れています。
31:35その点では、イメージの支援に入れるとして、
31:38イメージの支援費が、
31:40私は、物件の支援を持っています。
31:42So if the interest rate has gone up by 1%
31:47We need to increase our interest payment by almost 1 trillion yen each year
31:56リバライヒ傍聴という将来に関わる課題
32:03この日片山さんはフランスパリで開かれた財政と社会保障制度に関する国際会議に参加していました
32:20日本をはじめ多くの国で少子高齢化が進む中で拡大する社会保障費
32:27今後リバライヒが重要政策の予算をどこまで圧迫するのか
32:36各国の財政当局者にとって共通の悩みになっていました
32:42日本をはじめさせたらありつかたら
32:46So do you have a separate facility for each item or do you have like five?
32:51No, I don't have one single umbrella for the social security spending.
32:56I think it is, but one doesn't always have to say you take away from this so that you give more to that.
33:04But because you will always need hospital spending, you always need primary care spending,
33:08you always need preventive, you always need to think about emergencies.
33:12And then within that, how do you make it more, deliver more for the population?
33:16Yeah.
33:17I mean, still in the US and UK is 4% of the population.
33:25We are talking about these 6% and over time, and in the US, we buy more cost.
33:30So, if I had something like that, I would like to do that because I'm a new employee.
33:35I would like to say that I'm going to be able to reduce this situation.
33:45日本国内では財務省への批判が急速に高まっています
33:59失われた30年と言われたこの間
34:14実質賃金は上がらない一方で税金と社会保険料の負担を表す国民負担率は増加しています
34:23暮らしが良くならないのはこの間の経済や財政の運営が間違っているからだとする不満が財務省に向けられているのです
34:44財政はあくまで手段であって経済社会が順調に伸びていくということがまずあってそのために財政も今の話で金利が急遽しないようにとか
35:00マーケットからのアタックを浴びないように財政規律も大事であるという順番としてはそうだと思います
35:07他方でひとたびそういったマーケットのアタックが起きたら非常に国民生活の影響を与えるということも事実ですので
35:16財政のこともしっかり考えなきゃいけないということは明確に分かりやすく伝える必要があると思います
35:22いろんな質問疑問怒りみたいなものも当然あると思うんですけど
35:27それに対してちゃんとお答えできていないのもあるかなというふうに思いますので
35:32そこは手段はこれからいろいろ考えなきゃいけないと思いますけれども
35:37丁寧に答えるというプロセスはやらないと理解得られないんだろうなというふうに思います
35:44日本は国際とどう向き合っていくべきなのか
35:53それは戦後一貫して問われ続けた命題でした
36:14秋になって突如トイレットペーパーが店先から消えた
36:19国際への依存が進んでいくきっかけになったのは1975年
36:30オイルショック後の景気低迷で税収不足が大きく見込まれた年でした
36:39当時大蔵大臣を務めていたのは大蔵官僚出身の大平正義氏
36:51戦後禁止された赤字国債を発行するべきか
36:57決断を迫られていました
36:59大平市の娘婿で秘書官を務めていた森田一さんです
37:23政治の責任を重視していた大平氏は
37:32一度赤字国債を発行すると止められなくなると考えていたといいます
37:38赤字国債というのも出したくないと
37:46何とか出さなくて済む方法がないかということで
37:52私と3日間ぐらい2人だけで話して
37:57赤字国債を避けられないかという話をしたのを覚えています
38:02しかし急激な税収不足を解消する手立てが他にないとして
38:102兆円の赤字国債が発行されることになりました
38:14大平氏はなぜ赤字国債の発行に最後まで抵抗したのか
38:25その根源には戦前の経験が影響していると森田さんは言います
38:32全然国債を出してそれをプランでそれでインフレになったということですよね
38:40ああいうことになっちゃいかないという
38:43さっきの戦争中
38:52膨張した歳出の7割近くを国債などの交際に頼った日本
38:59戦争末期の年間の国民総生産を上回る
39:08累計1000億円以上の軍事交際で戦争を遂行していました
39:14終戦の2年後に定められた戦後財政の基本となった財政法
39:23その解説書には交際のないところに戦争はないと記されています
39:33そしてここで誓ったのが赤字国債の発行禁止でした
39:44しかしひとたび赤字国債が発行されると
39:53社会保障への対応や景気対策など
39:58財政の国債への依存は続いていくことになりました
40:01一方で国の借金ともいわれる国債の発行額をめぐる議論も
40:13同時に続けられました
40:151996年に当時の大倉省が東京大学に分析を依頼した
40:25国債をめぐる内部資料が見つかりました
40:28分析していたのは東京大学経済学部教授
40:40現在の日銀総裁
40:43上田和夫氏でした
40:45どこまで日本の財政が国債を支え切れるかということで
40:56シミュレーションをやっていただいたことがあって
40:59分析を依頼したのは
41:01当時国債課長を務めていた竹内洋さんです
41:06この頃バブル崩壊後の景気低迷が続き
41:16日本の先行きに不透明感が広がっていました
41:20国債課長になった時
41:29要するにマーケットを相手にするんだけど
41:32財務省というか大倉省ですね
41:34の人間としてみれば
41:37やっぱり発行節度というものを考えなくちゃいけないなと
41:42同期そのは明らかに国力等の関係で
41:46発行しすぎたら財政破綻するのではないかという懸念だったと思います
41:50資料では
41:55国債発行残高がこのまま増えていった場合の
41:59リスクについて分析
42:01対GNP国民総生産費で100%を超えると
42:13少々の財政引き締めでは
42:15これを減らすことは難しいとして
42:18国債の発行額が膨張を続けると指摘しています
42:23この内部資料には
42:33上田氏の当時の考えが記されていました
42:36日本の今後を考えるにあたって
42:47幸運をあてにするのは危険である
42:52国債発行計画の公表まで1週間余りに迫った12月中旬
43:15計画の策定に向け
43:25省内の幹部会議が行われていました
43:28我々としてどういうふうなところに重きを置いて
43:38増減させていくかといったところが
43:41ポイントになってくると思います
43:43金利が上昇していくと
43:46国債発行に伴う国の負担は増えていきます
43:50市場のニーズを踏まえてやらなきゃいけないのは
43:57もちろんそうなんだけど
43:59言われている通りやっていればいいということではなくて
44:04我々は我々サイドで
44:06要するに例えば中長期的に見たコストの抑制だったり
44:13そういう観点で発行当局として
44:20守らなきゃいけないところっていうのも
44:24合わせて考えていかないといけない
44:26将来の負担を極力減らしながら
44:32国債を安定的に発行するための計画をどう作るのか
44:39ギリギリの判断が迫られていました
44:4312月27日
44:58令和7年度予算案が閣議決定しました
45:02それに合わせて令和7年度の国債発行計画も公表されました
45:17発行額は176.9兆円
45:28前年度に比べ税収の増加が見込まれる中
45:345兆円ほど少なくなりましたが
45:36依然として巨額の国債発行は続くことになりました
45:41半年間にわたる調査や分析を経てこの日を迎えた大滝さん
45:53この176.9兆円分の国債を確実に発行し
46:01資金を調達するための日々がここから始まります
46:06これ出したから終わりじゃなくてむしろ出してからスタートみたいなところもあるので
46:13そこは日々緊張感を持ってこれからもやっていく必要だなと思っています
46:16年明けに始まった通常国会
46:23国債発行額を含む予算案をめぐる議論が国会の場に委ねられました
46:37こうした中
47:07日本国債の金利は激しく動いています
47:103月10年ものの国債の利回りは16年ぶりの水準まで上昇
47:204月に入るとトランプショックの影響で大きく変動する場面もありました
47:27財務省では計画で公表された176.9兆円の国債の発行に向けて動き始めていました
47:42今すごく大きな歴史の転換点を迎えていると思います
47:54あの時どうしていったかというのをしっかりと後世には見られると思いますので
48:00どういう風に市場が動いていくのかというのをよく見極めつつ
48:04さらなる我々の新しいことというのも考え続けていかないといけないなと思っています
48:09私たちの暮らしを下支えしている国債
48:17その国債をどう発行し調達した資金をどう使うのか
48:23それを決めることはこの国の形を決めることにほかなりません
48:32未来へ託す未完のバトンは私たちの手の中にあります
48:41NHKスペシャル
49:02社会を揺るがすオンラインカジノ
49:05その実態に迫る
49:07総合20日日曜夜9時
49:09映像の世紀バタフライエフェクト
49:21絶滅収容所アウシュビッツの中で人々を支えたものは何だったのか
49:26生還者たちの希望の物語
49:28歴史探偵万博と日本
49:33163年の万博と日本の歴史を見ていくと
49:37時代時代の日本の姿が見えてきます
49:39幻の万博も登場
49:41幻の万博が気になってしょうがない
49:44知られざる事実が続出
49:50たぶん皆さんの想像と違います
49:56肥満応援番組みたいな
49:58確かに新しいな
49:58素晴らしいな