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ショートトランスクリプション
00:00ご視聴ありがとうございました
00:30やめてください
00:38あなたはこう言いたいんでしょ
00:40私はまだ女性だと女だと
00:44やっぱり母親だからなのよ
00:56服を着てください
00:57母親だからなの
01:00一晩経って
01:02私はなんだか罰が悪い気持ちでいました
01:07もしかしたら
01:10ごく当たり前の感情なのかもしれない
01:12でもそんな当たり前の感情すら
01:15娘のことで必死になりすぎるあまり
01:18忘れてしまっていたのかもしれません
01:21彼と顔を合わせるのも恥ずかしい
01:25いたたまれない気持ちが
01:27少々お聞きしたいことがありまして
01:43ああ 私 こういうもの
01:48なんて
01:50このことをご存知ないかと思いまして
01:55エリア
02:08エリアさん
02:10そうですか
02:12私を軽蔑したかね
02:20しかしそれは彼女の方が望んだことだ
02:24私はその契約を受け入れたに過ぎないのだよ
02:29なぜ受け入れたのか
02:31彼女が魅力的だから
02:33信じてもらえるかわからないが
02:37そんなことではない
02:39私はとても合理的な人間でね
02:43妻も語学が堪能で
02:45精神的に落ち着いているタイプだから選んだ
02:48私の仕事に影響があるのは困るからね
02:52全てを予定通り粛々と進める
02:55それが医者のフォーマットだと思っていたんだ
02:59だが
03:01それに限界も感じていた
03:04緻密さだけでは名医にはなれない
03:09あらゆる状況に対処し得る大胆さというのかな
03:13それが私には欠けていた
03:17一つの運命だろうね
03:22私は無駄無中に彼女を脱くことによって
03:28人生設計を台無しにした
03:30家庭は崩壊し
03:32向こうでの約束されたチームを放棄することになった
03:36だが一方で
03:38医師に必要な大胆さを手に入れたよ
03:41その後ペニは失敗していない
03:44この手に自信がみなぎっている
03:48まさに何かを失えば何かを得るということだ
03:53サリちゃんのオペも成功するだろう
03:57サラさんは
04:01泣いていました
04:04泣いた?
04:06自分を惨めに感じたのでしょう
04:10君の前でかい
04:13そんなはずはない
04:14彼女はそんなごく当たり前の女ではないよ
04:18本当なら興味深いね逆に
04:24お客様は
04:26すごい
04:28あついよ
04:29いやー
04:30お気に入りこの食に
04:35ううん
04:37いいのよ
04:38こういうアツいものね
04:40だからって冷房って苦手
04:43すぐ火でいいで
04:44これ
04:45そうだね
04:46ママって子供の頃どんな子だった?
04:50そんなって
04:51普通よ
04:52そうかな?
04:54私、漫画ってちょっと不思議なイメージがある
04:58教室とか、漫画とか読んでも
05:01ママに似たような感じのキャラクター、いないの?
05:04そういうのがデフォルメっていうか
05:07オーバーに描くから、私みたいな人は
05:10物語にならないのよ
05:12そういう意味じゃなくて
05:15離婚したんだよね?
05:17ママのパパとママの
05:19学生の時、今のおさりと同じくらいの時かな
05:24ママがお父さんのところで
05:27カズがお母さんのところに引き取られて
05:30でも結局2人とも再婚して
05:33そうね
05:34お父さんの方の再婚相手はいい人だったんだけど
05:38お母さんの方は結構ひどかったみたいで
05:41カズがかわいそうだった
05:43それね、高校卒業してから
05:46おじさんと一緒に住んであげた?
05:48あげたっていうか
05:50こっちの家にも新しく子供ができてね
05:54っていうかな
05:56邪魔者扱いってわけじゃないけど
06:00で、短大出て就職
06:03パパと結婚して
06:05私が生まれました
06:07ど…
06:09何それ?
06:10私の話でも作るつもり?
06:12やめてよー、退屈な物語だから
06:15いつも心配の種があるね
06:18え?
06:19小さい時は
06:21夫婦仲が悪い中で
06:22少女として相手に入ったり
06:24別れてパパのお世話
06:27そのパパの再婚
06:29弟であるカズおじさんの心配
06:31いっぱい
06:33とどめは心臓の悪い私
06:35とどめって…
06:37なんていうか
06:39自分のこと心配してる暇がなくない?
06:41あー、言われてみれば…
06:43そうかも
06:44夢とか希望とかあっただろうな
06:47あったかなー?
06:49え?
06:50うん、別になかったと思う
06:52なにそれ
06:54誰だってなんかしちゃわんでしょ
06:56そうなの?
06:57え?でも、まだ特には…
07:00不思議?その感じ
07:03そうだって、ほんとに不思議
07:06かなー?
07:07えへへへへ
07:0982円の返しになります
07:12ありがとうございます
07:15ありがとうございました
07:21苦手なのかい?
07:23処理線渡すとき、客と手振らうのは?
07:28決定起床じゃないんですけど…
07:30なんででしょうね?
07:32研究職だったからでしょうか?
07:34ああ…
07:35彼女にいた時、手とかも繋がらなかった?
07:38そう言われれば…
07:40そうでしたね、自分からは…
07:43セックスも苦手か!
07:45え?
07:46いやー、うちの嫁さ…
07:48ガキ産んでから触ろうとしたら…
07:50まだ触ってもないんだって!
07:51何しんのシャーって、顔面されたからね!
07:54それは、産後のホルモンバランス…
07:57ガルガル気ってやつじゃないんですか?
07:59まあ、ガルガルでも、グルグルでもいいけどさ…
08:02そっからうちは、すっかりレストさ…
08:04これちゃんとあって、払うから…
08:06それがまずいんじゃ…
08:09喧嘩しても、仲直りするのに理由がいるようになりますからね…
08:14だよなぁ…
08:16抱き合ってしまえば、鼻歌フンフンってな感じで…
08:19まあ、そんな時期も過ぎてしまって…
08:21今更、女として見れないけどな…
08:24結局…
08:26あれからも家帰ってないんですか?
08:28あっ…
08:29車で寝とも…
08:31まあ、たまに布団恋しくなるから…
08:33こうしたあんたの部屋にさ…
08:35意外とサラリーマン上位で…
08:37帰宅拒否所ってんの?
08:39うん…
08:40そうですか…
08:41うん…
08:42さっきのその気…
08:44あんたのセックス?
08:48頭痛を抑えるのに、強い薬を…
08:51副作用でしょうか?
08:53まるで、そういう気持ちがなくなって…
08:56そっか…
08:57悪いこと聞いたな…
08:59ヒア…
09:01いらっしゃいませ
09:03こんばんは…
09:04ねえ、聞いて!
09:06今日バイトでさ、すっごいすごい気付いてさ…
09:09しかも、いい歳した親父なの…
09:12そしたらいいと思う?
09:14嘘つきめ
09:16ありがとうございました
09:24お先に…
09:27どうした?
09:29お前マイクずいぶん態度違うじゃねえか?
09:31自分の心臓をサリちゃんにさせ出すなんて…
09:33かっこいいじゃないですか?
09:35火を必要なんていうか…
09:37サイレンのヒーロー…
09:39そんなの嘘だって…
09:40いいように俺が扱われてるだけだって言ってたくし…
09:44見えたんすよ…
09:46ビジョンが…
09:48実は俺…
09:49近い未来…
09:50その人が最も美しいと思う景色が見えたんです…
09:54お花ばかりか?
09:57お前の頭の中だろ?
09:59あの人…
10:00マジ…
10:02死にます…
10:04いただきます…
10:05はい…
10:11昨日…
10:12病院の出かけに…
10:14はい…
10:15探偵?
10:22え?
10:24どうしてここが…
10:27ああ…
10:28もしかして婚姻届で…
10:30いや…それ以外考えられない…
10:32知らないって言ってしまったの…
10:36写真に見せられたけど…
10:40それが正解です…
10:42でも…
10:43ご両親が心配なさってるなら…
10:46実家は名古屋です…
10:48今ここ…
10:50サリちゃんの側を離れるわけにはいきません…
10:53ええ…
10:54でも…
10:55せめて電話だけでも…
10:57いろいろ聞かれます…
11:00この状況を説明するのは難しい…
11:02心情的に理解してもらうの…
11:05何馬鹿なことをと?
11:06悪く取られれば…
11:08あなたに利用されてる…
11:09そう思われて…
11:11無理に連れ戻される可能性も…
11:13身内なら…
11:15そうね…
11:16そんな風にも…
11:17とぼけてください…
11:19同姓同名の別人だろうと…
11:22私も…
11:23外出するときは注意します…
11:26本当にそれでいいの?
11:29両親は…
11:31私のことを考えるのは重荷なはずです…
11:33そんな…
11:34自分の息子よ…
11:35だったらわざわざ…
11:37大丈夫です…
11:38息子はもう一人います…
11:40だからって…
11:42私を探してるのも…
11:45きっとその弟でしょう…
11:47自分の息子だよ…
11:49おい…
11:50猫婆さん…
11:51お座りの万人持って行ったらよ…
11:53猫婆?
11:54ああ…
11:55ここの主みたいな…
11:56ばあさんさん…
11:57俺…
11:58てっちゃん…
11:59何気に…
12:00お得ないんだべ…
12:01へへへへへへ…
12:02それで?
12:03済んだよ…
12:04え?
12:05ハイエンコンデラスト…
12:06意地を聞く人は4番だけど…
12:08そっくに冷たくなってたっす…
12:09済んだわ…
12:35悪いの…
12:37だから、医者に行って
12:43医者なんか、それでも行きたいって言う奴だけ見てもらえばいい
12:56おい、やるな!
13:07ご視聴ありがとうございました
13:37お、微熱があるね
13:48妊娠しやすい時期よ
13:50ああ、そうだったか
13:52今赤ちゃんできたらどうなるのかな
13:54コーラ、先生から勘弁をしなさい
13:57相手はいるのかい?
13:59いないけど、想像妊娠っていうのもあるんでしょ
14:03その時に考えようね
14:04私もママになってみたいな
14:07子供がいないよ
14:09だから体は大人になってる
14:11そうでしょ、先生
14:12それだけじゃママにはなれないよ
14:15そっか
14:16時々、ドキッとするようなことを言います
14:21そんな話をして恥ずかしいとか
14:24異性を意識する環境にいないからかきっと
14:28あっ、ケラカット
14:30無邪気であどけないまま
14:33情報だけは本で読んで
14:35それだけかな
14:38ああ、彼女はあなたに少し似ている気もします
14:44私、無邪気であどけないですか
14:47私は救世主というキーワードだけあの青年に漏らしたわけです
14:54なのに、私が先生とあったことを話してしまった
15:01普通は決して言わない
15:03すいません
15:03先生が彼から
15:06医者のくせにモラルがないと軽蔑される
15:10そんなことはどうでもいい
15:13どうでも?
15:14名誉や喫茶に走る医者はたくさんいます
15:18私はそうしたことは別に悪いこととは思わない
15:22結局、医者は技量があるかどうかという点だけが問題なのだから
15:27先生は名誉や研修、どちらも望んでいるとは思いません
15:32ええ、私は言い訳をするつもりもありませんが
15:37ただ、あなたのサリちゃんを救いたいという熱情に練り伏せられたわけです
15:43一度きり、先生は決してその後も私を求めたりはしませんでした
15:50それは救世主のすることではない
15:55話を戻しますが
16:00なぜ私たちの話をあえて言う必然性もないのに
16:05わかりません
16:07だから先生は私がサリと似ていると
16:11何でも明らかに特診してしまう
16:14違いますか
16:16私、どちらかというと自分の話をするのが苦手です
16:23若い者主人ともほとんどしたことがありません
16:27だから、お前が何を考えているのかわからない、なんてこともよく
16:34彼には嘘つきたくない
16:37うーん、それも違うと思います
16:41そうかな、私に代わる救世主の彼だから
16:46うまく説明できません
16:51でも、やっぱり違うと思います
16:54その他のことも、なぜか彼に話してしまう自分がいるんです
17:00主人と別れた時のいきさつなんかも
17:04そうですか
17:05やっぱり、彼に嘘をつきたくないとか
17:10何でも正直にとか
17:12そういうのとは違うんです
17:15だって話した後にひどく落ち込んだり
17:19すごく恥ずかしい気持ちになったりするもんですから
17:22なるほど
17:24それでも離れてしまう
17:27こんなことは初めてで
17:30自分でも驚いてます
17:33彼には自分も知ってほしい
17:38何もか
17:40先生とは何を教えていいですか
17:43頭が良すぎる方と私は
17:46私はデカいですが
17:49月後の専門状態など
17:52患者の心理も学んでいます
17:55心理学を色々と勉強するうちに
17:57人間そのものの心の膝のようなものに興味を
18:01心の膝ですか?
18:05あなたのこと失礼ですが
18:07心理学的にとても興味深いと感じていました
18:11なんていうか
18:13人に興味がない
18:15おそらく自分にも
18:17すいません
18:19二人のことで一杯一杯で
18:21いえそうではなくて
18:23もともとあなたにはそういう部分が
18:25ふとんと欠落しているんじゃないかと感じていたんです
18:29欠落ですか
18:31だから時に思い切った行動を取ることができる
18:35一種の魅力魔力を持って
18:37まさか
18:39私はごく普通の
18:41流しが驚いたな
18:43おそらくあなたが自論でおっしゃったように
18:47初めてなんじゃないですか
18:49おそらく
18:51詰まっていた血管が流れ出したように
18:55彼に恋をしているんです
18:59恋をしているんです
19:01恋をしているんです
19:03おそらく
19:05おそらく
19:23おそらく
19:25おそらく
19:27無事
19:37ああ
19:39それで
19:40俺とお飯でも来てるんじゃないのって
19:43ええ
19:45彼だってガキじゃないんだからさ
19:47連絡取れないからって心配することがないんじゃないの
19:51大人の時間が過ぎてる
19:52彼がそんな無責任な人じゃないわ
19:53大方が俺と一緒で抜けられないんじゃない
19:55ね本部長
19:57コンビニのおとばんくらいいいじゃない。
19:59キュッ、キュッって。
20:01ふざけないで。
20:02いや、ありがちな話だって。
20:04だから、それならそれで、電話ぐらいしてくんだろって話してるんだろ、サラは。
20:07そうよ。シフトだって変えられるし、滝だっているんだから。
20:11まあ、そうか。
20:13とりあえずお前、レジぐらい打てるんだろ。
20:15え?
20:15サラは連絡待ちしてるから店には出らんない。
20:18お前、延長探せるやつは変わってやれ。
20:20近、明日俺仕事ですよ。
20:22ろくな仕事をしねえんだ。一緒だろ。
20:25そんなに。
20:25いいから行け!
20:25分かりました。
20:29ビール置いてけよ。
20:31あ、すいません。
20:38どっかでぶっ倒れてるんじゃないかって。
20:40それもある。
20:42うーん、でも。
20:44他に?
20:46探偵が。
20:48探偵?
20:49行進所か?
20:50彼を探してるって、私も見せられたけど。
20:54私は知らないって答えた。
20:55彼もそれでいいって。
20:57今はサリの側を離れられないからって。
21:00だが、見つけられたかもしれない。
21:05それで無理やり、実家。
21:08どこだ?
21:09連れ戻されたってか。
21:10そういう事も。
21:11そういう事も。
21:14そういう事はカズヒスタじゃねえけど、ガキじゃねえんだからありえねえだろ。
21:17ラチでもさらに限りはよ。
21:19それは。
21:20あ、ラチ?
21:22そうか、あいつもしかして、
21:24ヤメキンかなんかにでっかい借金でもあったんじゃねえか。
21:27探してたのは実はそういう奴だで。
21:29借金から逃げてたって言うの?
21:31そっちの悪いんだよ、むしろ。
21:35怖えぇ顔すんなよ、ジョークだよ。
21:37俺だって人を見るのやる。
21:39大切な、サリの心臓のドアだ。
21:41そりゃ連絡途絶えりゃ心配なのはわかる。
21:44でもそれこそキリがねえだろ。
21:4624時間。
21:47お前がそばで監視でもしてねえ限りはよ。
21:5424時間。
22:04誰かいないのか。
22:06ここに近いよ。
22:16客も来ない。
22:18まあ暇で助かるけど。
22:23こんばん。
22:27こんばんは。
22:32行方不明。
22:34え?
22:35俺、彼の歳は上だけど、ギリの弟っていくか。
22:40そう。
22:41行方不明って。
22:43まあ、ただ連絡取れないだけで、深夜盤サボってるって話。
22:47なんだ。
22:49俺はせっきり。
22:50君んとこでもしけこんでんじゃないかと思ってたけど。
22:53別に私たちは。
22:55公園のそばの通りで、腕組んで歩いて飲みちゃった。
22:59俺ってなんかそういうの出くわすキャラなんだ。
23:02つまんない、サブキャラ。
23:03姉さん。
23:06あ、つまり彼の奥さんね。
23:08ちくったけど、全然信じてなかったんだよな。
23:12奥さんって、どんな人なの?
23:15年だよ、君よりずっと。
23:18まあ、俺の姉貴だからね。
23:20うーん、そう。
23:22でも、おばさんって感じじゃない。
23:24はっきり言って悪いけど、
23:26まあ、君より先輩美人だね。
23:28お前、俺、俺の嫁さんより、君先輩可愛いから。
23:37毎度どうも。
23:38やっぱり。
23:39やっぱり。
23:40やっぱり。
23:41やっぱり。
23:42やっぱり。
23:44やっぱり。
23:56やっぱり。
23:58やっぱり。
24:00やっぱり。
24:01て auto
24:03Java
24:05殺害
24:09もっと。
24:10より反眩。
24:11そう あの人死んじゃったんだ
24:19日常はなんか優しいっていうか
24:25日常より一度感激性が強いのよ
24:29日常と私もそう
24:33だから日常できづらいっていうか
24:41日常の風呂入ろう
24:49よくぜ
24:49違うな
24:53違う
24:55僕は違う
24:59共に落ちてる階段探しているんじゃない
25:04そんなことで
25:07救われはしないな
25:10ふざけないんだよ
25:18なに
25:21なんなんだよ
25:23普段の育児なしのせいに
25:25ああ
25:28そうだ
25:32私もまだまだだ
25:50写真を見せた時
25:52あなたの表情を恋のトーンからして実際知らないのかもしれないと騙されました
25:59本当に違う人です
26:02むしろさんどうすると思うの
26:03では
26:04こちらの写真はどうです
26:07個人情報ですよね
26:12そういうのって
26:13どこでもらされたとか
26:15こちらが訴えたりすれば
26:17やめましょうよ奥さん
26:18こちらもプロです
26:20むしろめたい人間が訴えたりするはずもない
26:24むしろめたい
26:25ってなければ
26:28隠そうとしますかね
26:30夫
26:31家庭が込み入ってるんです
26:34そこらへんは
26:36依頼された仕事外ですから
26:39お話いただかなくて結構ですよ
26:41黙ってていただくことはできませんか
26:44見つからなかったと
26:46そうはいけません
26:48そうでしょうか
26:51それなら
26:57報告書を今すぐまとめて
27:00依頼主に渡したことですか
27:02相場は分かりません
27:07100万あります
27:10評判が左右する仕事なんです
27:13こんなことされても困るんですよね
27:17お願いします
27:18ただ
27:20心情的に理解できないわけじゃない
27:29ささやかながら
27:31やっと手に入れた幸せってやつですか
27:34随分年下の若い男と
27:37正直驚いたよ
27:41浮気調査なんかで見かける
27:43激なババアたちとは運命の差だ
27:45人生で二度と出会うことのない
27:48いい女っていうのは
27:49あんたみたいな人のことだ
27:52あなた次第では
27:55いいでしょう
27:58まあ
27:59そのおつもりで
28:01私はちゃんと家に入れてくれたんでしょうが
28:05お風呂を取って
28:17お風呂を取って
28:19お風呂を取って
28:30お風呂を取って
28:38お風呂を取って
28:42お風呂を取って
28:47はい、目にクマさんができてるけど
28:50ああ、うん
28:54ここのとこちょっと眠れなくてね
28:58そう
28:59サイリーちゃんはそんなことない?
29:04うん、私はコテンって眠って
29:07美容と健康には気を使ってますんで
29:10本当に?
29:14うん
29:14僕にも教えてくれないかな
29:17そのコツっていうか
29:19別にコツなんてないよ
29:21眠いから寝る
29:23ただそれだけ
29:25嘘だよ
29:28そんなはずない
29:30YouTubeで見たことがあるんだ
29:35白血病の少年がクリスマスソングを歌ってほしいと頼んだら
29:40何万人もの人が家の前で歌いだしたんだ
29:44少年は最後に家の窓から顔を出し笑顔でみんなに手を振った
29:53それが?
29:53僕には分からない
29:57そのことに何で意味があるのか
29:59意味なんてないでしょ
30:02歌ってほしいからお願いをした
30:06願いが叶って嬉しい
30:09だから笑顔になった
30:12違うんだ
30:15僕が知りたいのはもっと
30:18もっと?
30:26君は死ぬのが怖くないの
30:28え?
30:30どうやってそれを克服したんだよ
30:34いなくなるんだ
30:35自分が突然いなくなる
30:38存在が消されるんだ
30:42怖くないのかい
30:46寂しくはないのかい
30:53どうしたの?
30:58お願いだ
30:58教えてほしい
31:01僕を救えるのは
31:02決めて
31:04すごい
31:12違うな
31:16ご質的に
31:17ごめん
31:19どっかいてもう
31:26ごめん
31:27どうpitる
31:42はい
31:54よ
31:55皆さんに
31:59ご心配をおかけしまして
32:01まあ
32:03俺はガキじゃねえんだから
32:04って言ったんだけどよ
32:06すいません
32:08なんかなんか難しいよ
32:12お前さんを心配するってのがよ
32:14変な話
32:17移住の意味があるからな
32:19私があり
32:22私の信号
32:25サリーの親だからな
32:27俺もサラも
32:29そう取られても仕方ない
32:32マジなんと上ねえよ
32:35ええ
32:36何があった
32:41まあ言いためなければ
32:48不倫とは言わんが
32:49知り合いが
32:57婚姻にしてた方が
33:02お亡くなりに
33:03そうか
33:10それで悲しいってより
33:17怖くなっちゃったかな
33:20自分でも驚きました
33:25そうした気持ちは
33:28とうに
33:30克服したと思っていたので
33:32頭ではな
33:35どう
33:42撮ってもいいか
33:46よくよ
33:53何秒もののドラマとかあるじゃねえか
33:55お涙は兄弟のよ
33:57気投げに最後まで
33:59人間らしく前を向いてってな
34:03どうもピンとこねえんだ
34:06まあ俺がいじきたてに本性の持ち主だからかもしんねえけどよ
34:11真面目なやつってのは気の毒なもんだ
34:16私は自分で自分の首を締めちばってんじゃねえのか
34:21異色の申し出のこともよ
34:26ヒーローっていうのが
34:30使命感でどっか日常も縛られる
34:33今やどこぞでのたれ死ぬわけにもいかねえった
34:36こんなこと言ったら
34:41さらには怒られるかもしんねえけど
34:44このまんまどっかに消えちまっても構わねえんだぜ
34:50え?
34:53俺がどっかで
34:54もうずいぶん前に
34:58あの子の死を受け入れちまっているところがあんなかもしんねえ
35:02ちっちゃい体に
35:05でかい手術の後で知られた時にな
35:08もういいんじゃねえかって
35:12痛々しくて見てらんねえってな
35:16引き割として
35:21冷たくしこえるか
35:24いいえ
35:27送ってもらえますか
35:39ん?
35:45深夜晩に
35:47戻ります
35:49そうか
35:55はい
35:57だから
36:05魔法使いさんが昼間をお見舞いに
36:09そう
36:10でもいつもと様子が違ってた
36:13どんな風に?
36:15うん
36:16なんかちょっと怖いっていうか
36:19怖い?
36:20悩みっていうか不安なことでもあるのかな
36:23さらに鈍感だから向かってあげられなくて
36:26彼に恋をしているんです
36:42あ、ほら
36:51今夜私シフト出ますんで
36:54え?
36:55今さっき彼らは謝ってきましたけど
36:57ちょっと体調を崩してたからって
37:00まあ実際青い顔していたんで無理すんなよって言ったんですけど
37:05少し横になれば今晩彼らは見せて
37:09はい
37:10すみませんでした
37:33爪切り
37:39ありますか
37:41ああ
37:44探偵さんがまた来たの
37:49そうですか
37:53あなたがお店に出てる写真を持って
37:56でももう来ない
38:00諦めてもらったから
38:02見つかりなかったということは言って
38:05お金を?
38:09ええ
38:10いくら渡しました?
38:14サラリーマン時代の貯金がまだいくらか銀行に
38:17いいのよ
38:19気にしないで
38:20いやでもそれは私の個人的なことで
38:23弟さんに一回言いたくない
38:26変なコンプレックスなんです
38:34小さな時から兄弟はいろいろと比べられますので
38:40弟さん優秀だったの?
38:46いや
38:47勉強や運動はむしろ
38:49私の方が
38:51説明しづらいのですが
38:53弟は
38:56自然と愛される人間なんです
38:59愛される
39:01例えば
39:04中学生の時
39:08近所の子が
39:11車に跳ねられて亡くなったんです
39:15幼馴染でした
39:17おつやに私たちも出て
39:20その幼馴染のご両親は当然ですが
39:24共に憔悴していました
39:27声をかけるのも
39:29はばかられるほどです
39:31それは
39:32そんな時弟は
39:34その二人にまっすぐに近寄って
39:37明るい声で
39:40元気を出してください
39:42そう言えてしまうような人間なんです
39:45それで救われたと
39:48ご両親も当たるとまで
39:51よくその話をしました
39:52誇らしく思っているのが
39:57わかりました
39:58くったくなく
40:02無邪気で
40:04素直なんです
40:05それは
40:08そばにいる私にも
40:11時々眩しいくらい
40:13私は
40:15親に好かれようと
40:18虚しい努力を届けました
40:19勉強も何もかも
40:22でもまるで意味がなかった
40:24むしろ
40:27卑屈でいやらしい私の少年を感じて
40:31ますます父も母も
40:34弟を
40:35愛すべき存在だと感じたはずです
40:38私は
40:40必要のない存在ではないかと
40:44小さな頃から苦しんできました
40:46おそらくそれが
40:49自分が必要所に
40:52死ぬことに
40:54過敏になっている理由なのかもしれません
40:58一度も
41:00私は自分のせいを肯定したことがないからです
41:04弟は私の病気を知り
41:09心から同情してくれました
41:12なんで兄さんなんだ
41:15僕じゃなくて
41:18そんな言葉さえ
41:21そしてそれが
41:23弟の本心であると感じた私は
41:27自分だったら
41:30決してそんな風には思えないだろうと
41:33ことさらに絶望したんです
41:36くらった先生が
41:40え?
41:46私は
41:47人にも自分にも興味のない人間だって
41:51感情の流れが
41:53血管が詰まったみたいな状態だったんじゃないかって
41:57おっしゃったの
41:58でも
42:00それが今は綺麗に
42:03あなたに
42:09恋をしたからですって
42:12まさか
42:17双子だったんでしょ
42:21え?
42:23あなたと弟さん
42:24生きられって言うのかしら
42:27どうしてそれを
42:30探偵か
42:32最初に
42:35この人を知りませんかって
42:37見せられた写真
42:38その写真を見た時に
42:40違和感を感じたから
42:42写真で?
42:47見た目だけなら
42:49両親ですら
42:50見間違えるくらい
42:51僕らは似てる
42:53違う
42:54違うとは分かった?
42:57すぐに
42:58弟さんのことは知らない
43:03今あなたに話を聞くまでは
43:06でも
43:08あなたのことは分かる
43:13くすぐったくて
43:18このところ変な感じが
43:21ずっと
43:22散らばれちゃうかもしれないのに
43:25自分の過去の
43:27辛い話を
43:29あなたに会うまでは
43:33それが辛いとさえ
43:35感じてなかった
43:36きっと
43:39そう
43:41そう
43:41始まりから
43:42あなたに恋をしていたんだと思う
43:48綺麗な夕日
43:50あなたが
43:53私を待っていてくれた
43:55あの川べりで
43:57うん
43:59もしかしたら
44:01顔も分からず
44:03ネットでやりとりをしていた時から
44:05それは私が
44:10サリちゃんの救世者
44:12声が聞こえたの
44:18あなたの
44:20きっと
44:21心の声が
44:23どんな
44:28誰かいないの
44:33誰かがいないのか
44:36この世界は
44:38この世界に
44:41自分の他に誰か
44:43そして私も
44:47狭い世界にいた私も
44:49部屋の扉を
44:51初めて開いたの
44:52だって
44:53声なんて聞こえたこと
44:55なかったから
44:56僕の世界に
45:02私が
45:05私がいた
45:06それとなった
45:13それは
45:16私も同じ
45:18ここ
45:22私を
45:26近くに行ってもいいですか
45:31私は
45:36私は
45:37その時
45:51私たちは
45:53ひどく安心して
45:55いったことを
45:56覚えています
45:57どこか
46:02まとろむような
46:03心地よい
46:06音
46:09近くに
46:13これからは
46:23一時が
46:25片時も
46:28離れる
46:31私たちの
46:38何から
46:40救われたのでしょうか
46:43おやすみ
46:45ご視聴ありがとうございました
46:47ご視聴ありがとうございました